早稲田大学では、ユニバーサルデザインの考え方をもとに、だれもが安心して過ごせるキャンパスづくりを実現するため、バリアフリー情報や保育関連施設、「だれでもトイレ」について掲載した「早稲田大学 UD(ユニバーサルデザイン)マップ」を作成しています。
「だれでもトイレ」とは、文字通り「誰でも利用できる」トイレです。車椅子も入るスペースが確保されていることに加え、利用者の性の在りようを問うこともありません。どなたでも遠慮なく利用してください。
リフレッシュスタジオやサークル活動などで使用されている早稲田アリーナ地下1階の「多目的運動場」には、「だれでも更衣室」が設置されています。多目的運動場を利用する方であれば、使用申請は必要ありません。だれでも更衣室は多目的運動場に隣接しており、内鍵のある個室3部屋と鍵付きロッカーが6つ備え付けられています。空きがあれば誰でも利用可能です。
定期健康診断はご自身の健康管理のための貴重なデータとなるため、必ず年に1度は受診してください。なお、新入生対象の胸部X線検査を除き、受診の際に男女別に分かれることはありません。また、問診票にも性別を記入する項目はありません。服装に関しては、通常の着衣のまま受診できます(胸部X線除く)。不安な点についてはGSセンターへご相談ください。
ジェンダー・セクシュアリティについて悩んでいることで精神的に大きな負担が生じることがあります。相談内容によっては、保健センターの学生相談室を紹介し、連携して対応に当たります。学生相談室では臨床心理士が常駐しており、じっくり相談できます。
性別違和やメンタルヘルスについて、セクシュアルマイノリティ当事者に理解のあるクリニックを紹介することができます。詳細については、個別相談の面談時にご相談ください。
学生が就職活動で使用する履歴書には学校の定めたものはありませんが、早稲田大学生活協同組合で取り扱う早稲田大学のロゴマークを使用した履歴書に、性別欄はありません。
キャリアセンターでは専用のブースを設けて個別相談に乗っています。(要予約、1回40分以内。)予約の詳細は「相談予約システムマニュアル(学生用)」にて確認できますが、ジェンダー・セクシュアリティに関するテーマにセンシティビティ要する相談内容については、研修等を受けた知識のあるスタッフが対応しますので、相談日時の調整について事前にメールにてお問い合わせください。相談内容によっては、本人の同意のうえGSセンターとも連携し対応します。
キャリアセンターでは、就職活動に臨む学生を対象に、学内合同企業説明会を開催しています。参加企業一覧には、「セクシャルマイノリティへの取り組み欄」があります。セクシュアルマイノリティ施策への取り組みが進んでいる企業を探す一助としてください。
GSセンターでは「LGBTQ+&かもしれない人のための就活・就労」イベントを毎年開催しています。「自分らしく働くってどうすればいい?」「カミングアウトして就活するには?」など、LGBTQ+当事者限定の完全予約制のクローズドなイベントです。
早稲田大学では日本人学生・留学生を問わず安心して学生生活が送れるよう、大学直営寮や大学提携寮を多数設置しています。ジェンダー・セクシュアリティに関する不安については事前の相談により対応について検討いたしますので、直営寮・提携寮いずれの場合もレジデンスセンターまでご相談ください。相談にあたり不安がある場合はGSセンターにご相談ください。
また、交換留学生寮の中には、一部を男女混住フロアとして設定しているところもあり、受け入れ決定後のアンケートにて希望を聞いています。なお、寮によっては設備等の都合により、止むを得ず対応できない場合もありますのであらかじめご了承ください。以下、大学直営寮の中で最も部屋数の多い国際学生寮WISHについて現状を記載します。
早稲田大学では授業、オリエンテーション、ゼミやサークルの合宿などの宿泊を伴う活動に利用できるセミナーハウスを設置しています。ジェンダー・セクシュアリティに関する不安については、事前の相談により出来る限りの対応をさせていただきますので、学生生活課セミナーハウス担当までお問い合わせください。相談にあたり不安がある場合には、GSセンターまで相談してください。なお、セミナーハウスによっては設備等の都合により、止むを得ず対応できない場合もありますのであらかじめご了承ください。
生活上のことで配慮が必要なこと(風呂・トイレなど)があれば、事前に学生生活課セミナーハウス担当またはGSセンターまでお問い合わせください。
※1 個室対応は事前にご相談いただければ可能な限り対応します。
※2 男女別大浴場は事前にご相談いただければ時間外でのご利用が可能です。
早稲田大学におけるハラスメント防止に関するガイドラインに違反について、大学に対応などを求めたり、相談をしたい場合にはコンプライアンス相談窓口を紹介します。