早稲田大学は協定を結んでいる他大学と互いに科目を提供しあっており、他大学から本学に提供される科目を「他大学提供科目」と言います。各大学の特色を生かした科目も多く、選択肢も広がります。他大学提供科目は、大別すると以下の通りです。2年生以上が履修できます。
各大学間の距離が近いという利便性を活かし、幅広い学修機会提供のためにスタートした学部生対象の単位互換制度です。f-Campusの“f”にはFive(5大学間の学生交流)、Freedom(大学間の垣根を取り払って自由に学修の場を提供する)、Future(大学の未来を拓く)などさまざまな意味が込められています。5大学で共同して多様な科目を提供・運営することで、名称に込められた意味を実現していくのが”f-Campus”です。
美術実技科目(絵画・彫刻)をはじめとして、本学にはない特色ある科目が提供されています。
本学学生を対象とした「医学入門」が提供されています。
平和に関連する特色ある科目が提供されています。
海や山等での実習を中心としたフィールドプログラム科目が提供されています。科目によって履修できる学年に制限があります。
年間登録制限単位数があります。一覧を確認し、制限を超えない範囲で登録してください。
大学名 | 年間登録制限単位数 |
f-Campus | 12単位 |
東京女子医科大学 | 2単位 |
武蔵野美術大学 | 8単位 |
九州大学 | 4単位 |
広島大学 | 12単位 |
大学間の移動時間を考慮して科目を登録してください。移動が不可能な時限に登録を行った場合(例:1限に早稲田大学の科目、2限に武蔵野美術大学の科目を登録)は、「遠隔地エラー」となりますので注意してください。
f-campus提供科目は、他大学交流システム上ではエラーとはならず、のちにエラーとなる可能性があります。その場合には、早稲田大学の科目が取り消されますので、各自で移動時間を十分に注意の上、登録を行ってください。不明点がある場合には科目登録を行う前にお問い合わせください。
例外なく他大学の科目が優先されます。必修科目等であっても所属学部の科目は取消となりますので、注意して登録してください。また、他大学提供科目は、科目登録後の履修取り消しは一切できません。
履修にあたって、特別な授業料を徴収することはありません。ただし、科目によって実習費を必要とする科目がありますので、必ず納入してください。納入が行われないと他大学に多大な迷惑がかかりますので、場合によっては保証人等にも納入の督促・依頼を行い、必ずお支払いただきます。履修決定後は理由の如何を問わず、必ず納入する必要があります。
他大学提供科目を卒業必要単位とするような科目登録は行わないでください。大学によっては成績通知時期が遅いため、卒業判定の対象とならないことがあります。
他大学提供科目は年度をまたいだ継続履修はできません。
f-Campus、武蔵野美術大学、東京⼥⼦医科大学、広島大学提供科目は年2回(春学期末・学年末)、成績が発表されます。九州大学提供科目の成績は、春学期科目を含め学年末に発表されますので注意してください。
科目登録方法や登録期間、履修決定後の手続きが、履修希望科目(提供大学)によって異なります。科目登録に先立ち、提供大学ごとに、科目を「探す」「登録する」「履修する」ための情報をまとめた「他大学提供科目履修マニュアル」を用意しています。履修にあたって重要な注意事項が記載されていますので、登録の前に必ず確認してください。
「他大学交流システム」で行います。アクセス方法は以下の通りです。
STEP1 | MyWasedaにログインし、[授業]-[授業関連]-[Web履修申請(他大学交流)]を選択。 |
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STEP2 | 「他大学交流システム」が表示されるので、「履修申請」をクリック。 |
STEP3 | 「科目検索画面」が表示されるので、希望の大学、曜日科目名などを入力して検索。 ※検索後に表示される科目名をクリックすると、各科目のシラバスを確認することもできる。 |
他大学提供科目は、本学学生にも学んでもらうことが有意義であろう、学んでもらいたい、という理由から、他大学の特色ある科目で、各大学でも履修者の多い人気のある科目が提供されています。
にもかかわらず、履修決定後に、自己都合で履修放棄、あるいは、辞退(取消)を申し出るケースが増えています。どの科目も、多くの先生や関係者の支えによって成立しています。授業は最後まで履修して初めてその価値を享受できます。皆さんが履修を放棄しても、履修したくてもできない各大学の学生が代わって履修できるわけではありません。真に学びたい科目を選んだ上で、科目登録・科目履修をされることを望みます。