グローバルエデュケーションセンター(GEC)では毎学期末に「統計リテラシー」「データ科学入門」シリーズを受講した学生を対象に「統計データ解析ワークショップ」を開催しています。これは、実データの分析を通してより深く統計分析に慣れ、自分の研究(卒論や修論)にも活かす力をつけてほしいという考えのもと行っているものです。
このワークショップでは、統計学を専門とする LA(Learning Assistant)による研究内容の事例紹介もあり、統計学がどのように研究に活かされているかを実感してもらう機会になればと考えています。これから就職先で統計を利用するかもしれない、卒論・修論で統計的技法を使ってみたい、ゼミの中で使う前に統計に触れておきたいなど、興味のある方はぜひ参加してみてください。
ワークショップのレベル
- 「統計リテラシーα」の内容(ヒストグラム, 平均, 分散, 相関係数等)を理解していれば大丈夫!!
- それより高度な分析を用いてもOK!!
分析データ一覧(随時追加予定)
- サッカー2015試合データ(2015年のJ1,J2,J3の勝敗に関するデータ)
- 打者成績データ(2015年のプロ野球の打者に関するデータ)
- 都道府県データ(人口や面積,学力調査など様々な指標に関するデータ)
- 物件データ(早稲田,所沢,本庄,…)
- タイタニック乗船客データ
- IMDB(映画データベースサイト)のレビューデータ
- Beijing PM2.5 Data Set(北京のPM2.5に関するデータ)
- Kaggle ML and Data Science Survey, 2017(データサイエンティストに関する年収等のデータ)
- 平成24年の都道府県別の育児状況のデータ
※参加申し込みをいただいた方には、事前に実データを送付します。
日程
2020年2月4日(火)13:00-17:30(内3時間~4.5時間)
会場
24号館6階Cルーム
内容
(前半):13:00-15:00 データ分析タイム
- イントロダクション(プレゼンに向けてデータ解析の進め方の説明)
※データの見方、推測の立て方などがわからない学生も、教員・LAのサポートを受けながら解析を進めることができます。
- 配布されたデータの中から好きなデータを選び,統計リテラシーαで学習した統計分析手法を使って解析を行う。
※参加人数が多い場合は,グループに分けて解析をしてもらいます。
※統計リテラシーαより高度な解析方法を用いても構いません。
※解析ソフトもExcel にかぎらず,RやSPSSを使っても構いません。
- プレゼンテーションに向けて分析内容をスライド2~3枚にまとめる。
(後半):15:00-17:30 プレゼンテーションタイム
- 分析内容を発表
- 統計対面指導室LAによるお手本の解析の発表
- 研究内容の事例紹介
参加形態
(A)(前半),(後半)の両方に参加
※当日は教員・LAが待機しているので、分析方法やソフトの使い方を相談しながら作業ができます。
(B) 事前に配布されたデータを自宅や大学で解析&発表スライドを作成し,(後半)のプレゼンテーションから参加
※(B)の場合,事前に Math and Stat Center (MSC:3号館2階208室)で解析のアドバイスを受けることができます!
(C)(後半)のプレゼンテーションの聴講のみに参加
応募資格
記述統計学の初歩(※)を習得している本学学生
※「統計リテラシーα」相当の内容を習得済(ヒストグラム, 平均, 分散, 相関係数等)
応募締切
2020年1月31日(金)
応募方法
応募先メールアドレスに,以下記載必須項目①~④の内容を本文に記載の上、ご連絡ください。
【件名】
「統計データ解析ワークショップの参加申し込みについて」
【記載必須項目】
1.氏名
2.学年・所属
3.メールアドレス
4.参加形態(上記参加形態(A,B,Cのいずれか)を選択して記載)
【応募先メールアドレス】
※ワークショップに関する質問がある場合も,上述のメールアドレスにご連絡ください。
担当教員等
GECデータ科学教育部門教員、データ科学総合研究教育センター教員
問合せ先
主催・共催
主催 早稲田大学グローバルエデュケーションセンター(データ科学教育部門)
共催 データ科学総合研究教育センター