1882(明治15)年、大隈重信と、彼のもとに集った人々によって創立された早稲田大学は、130年以上にわたり多彩な人々を社会に送り出してきました。彼らは唯一無二の個性でありながら、同時に「学の独立」をはじめとする早稲田大学の建学の理念を体現する存在でもあります。
本科目では、「人物で探る早稲田」をテーマに、本学の理念をつくりあげた建学の功労者たちや、早稲田を代表する学者の思想や行動を学ぶことを通じて、本学の理念や学風を具体的に理解することを目指します。それは同時に本学が日本近代史に果たした意義と役割を考察することにつながるでしょう。
2017年は、本学教授であり「大正デモクラシー」の旗手として活躍した大山郁夫が、1 6年に及ぶアメリカ亡命を終え、日本に帰国してから70年目にあたります。『共同性の復権―大山郁夫研究―』(信山社刊)のご著書のある黒川みどり氏を講師にお招きし、改めてその生涯と思想を振り返ります。
お誘いあわせの上、ぜひ、ご参加ください。
日時
2017年10月23日(月)14:45~16:15
ゲスト
黒川 みどり 氏
担当教員
廣木 尚(大学史資料センター 助教)
会場
早稲田大学8号館B102教室
※入場無料、事前申込不要、直接会場へ。
対象
本学学生、本学教職員、本学校友、一般など
※どなたでもご参加いただけます。
主催
早稲田大学 グローバルエデュケーションセンター
早稲田大学 大学史資料センター
問い合わせ先
早稲田大学 大学史資料センター
TEL:042-451-1343
MAIL:daigakushi-event◆list.waseda.jp
(◆を@に変更してください)