早稲田大学では、「話す・やりとりをする」、「読む・聴く」、「書く」のそれぞれに焦点を当てた3つの英語プログラムが提供されています。Tutorial Englishでは、スピーキング能力の向上に特化した英語科目です。授業中でのペアーワークやディスカッションを通して発話能力を磨き、また専用サイトでの授業外での課題を通して、会話や議論の際によく使われるフレーズを確実に身につけていきます。Listening and Readingは、日常的な「読む」、「聴く」からアカデミックな場面での「読む」、「聴く」スキルまでをレベル別に強化し、情報を取捨選択しながら活用する力を養います。Academic Writing and Discussion in English(AWADE)では、わかりやすい小論文を書くために必要な技術を学びます。小論文の基本的な型や構造、正しい引用の作法、学術的な英語表現を学生同士のディスカッションも交えながら修得していきます。Tutorial English、Listening and Reading、AWADEという3つのプログラムを活用すれば、自身の苦手な部分を克服し、総合的な英語力を養成でき、さまざまな場面で相手を理解し、自分の意見を英語で発信することに必ず自信がつくはずです。
Academic Writing and Discussion in English (AWADE)
Tutorial Englishは学生4名にチューター1名、Listening and Readingは学生20名に講師1名、AWADEは学生12名に教員1名を配置。ひとりひとりの学生に合わせた的確なフィードバックが得られます。
独学ではなかなか難しいディスカッション やプレゼンテーション、ライティング課題に実際に取り組む機会を豊富に用意。 留学先でも自信を持って、英語「で」学ぶ力が身につきます。
Tutorial English、Listening and Reading、AWADEの授業で飛び交うのは英語だけ。チューターや教員、クラスメイトの発言を聞き取るなかで、自然とリスニング力も鍛えられます。
AWADE プログラムでは、段階的に英語 による小論文の作成方法を学びます。初めは500words の小論文に数本取組み、 最終的には1000words の小論文を完成 させます。
リスニングやリーディングのアクティビティを通して、英語での批判的・論理的思考力を伸ばしながら、情報を効率的かつ正確に処理する力を養います。3つのレベルそれぞれで、難易度に合わせたスキル、トピックを採用しています。
Tutorial EnglishはBasic, Intermediate, Upper-Intermediate, Advancedの4レベルを用意。すべてのクラスが受講生4人に対し1人のチューターという少人数クラス。同じレベルを1年間通して履修することで、無理なく着実にステップアップが図れます。
「言葉を操る」とは、正しい文法や単語を使うことだけではありません。より効果的にコミュニケーションを図るためには、適切な文章構成や構造、自らの主張を支える根拠が大切で、それこそがAWADEの目指す所です。このプログラムでは、自身の考えを英語でどのように明確かつ説得力を持って表現するかを学びます。身に付けた知識は、学業のみならず、今後皆さんが地球市民の一端を担う上で重要になります。自分の考えを表現するために必要な方法を繰り返し練習・実践することで、自信を持って自分を表現できるようになるはずです。本科目はライティング科目ではありますが、効果的なコミュニケーションを図れるようになることに力を入れています。授業を受けた皆さんが、世界中の人々と英語を使って自信を持って交流し、国際社会に貢献できるようになることを願っています。