Research Theme 研究テーマ
実践と理論の有機的結合手法による「キャリアデザイン学」と「学習サービス論」の構築と,その融合による「高等教育機関におけるキャリアデザイン能力育成」のための実学的方法論を確立することを目標とする.具体的には以下の研究テーマを理論と実践の融合で推進する.
【研究テーマ】
(1)「キャリアデザイン学」の実践と評価・分析,新しいカリキュラムの開発
(2)「学習サービス」に関する社会的ニーズに対応した新技術の開発と実装
(3)サービスとしての学習・教育に関する研究と実践
Research Director 所長
Member メンバー
- 尾澤 重知 人間科学学術院人間科学部教授
- 楠元 範明 教育・総合科学学術院教育学部教授
- 後藤 正幸 理工学術院創造理工学部教授
- 松居 辰則 人間科学学術院人間科学部教授
- 櫻瀬 公美 株式会社ウチダ人材開発センター
- 日向野 幹也 元早稲田大学グローバルエデュケーションセンター教授(任期付)
- 宮澤 賀津雄 ISO/TC232国内審議協議会委員長
研究キーワード
研究概要
特に以下の点において新規な視点で研究に取り組む計画である.
⚫ 「キャリアデザイン学」のカリキュラムの大幅改定を行う.2010 年からの授業実践と 研究テーマ(1)の成果により,教育効果の高い内容に収束してきている.ここに研究 テーマ(2),研究テーマ(3)の成果を融合して,より教育効果や社会との接続性の 高いカリキュラムに改定を行う予定である.
現状は 14 回(2 単位)の授業で実施して いるが,これを入門編,実践編等の階層性や連続性を有した複数科目構成に発展させる 計画である.
⚫ 研究テーマ(2)に関しては,現状の基礎的な研究の知見を企業との共同研究を通じて, 実践的な研究への展開も計画している.
⚫ 研究テーマ(3)に関しては,人材育成の規格開発をより幅広い対象領域と人材領域に 適応可能となるように研究開発,および普及活動を発展的に継続する.
※現在の研究所の研究概要
【研究テーマ】 (1)「キャリアデザイン学」の実践と評価,分析 (2)「学習サービス」に関する社会的ニーズへの対応
(3)サービスとしての学習・教育に関する検討 本研究所では,実践と理論の有機的結合手法による「キャリアデザイン学」と「学習サー ビス論」の構築と,その融合による「高等教育機関におけるキャリアデザイン能力育成」の ための実学的方法論を確立することを目標としている.本研究所は「自立的キャリア形成支 援教育開発研究所」(所長:松居辰則,2010 年 4 月 1 日~2015 年 3 月 31 日)での活動を継続し,さらにその内容を発展させることを目標としている.「自立的キャリア形成支援教育 開発研究所」では,学部学生,大学院生を対象に自立的・自律的に自身のキャリアを形成するための基礎力を涵養する教育カリキュラムを産学連携で開発し,「キャリアデザイン学(仮 称)」としての体系化に関する研究を行うことを目的に活動を行ってきた.
中心的な連携内 容は以下の①~⑤の通りであった.
現在までに①~③および④の途中段階まで達成すること ができた.①ニーズに基づく教育内容の整備とキャリア形成に関する研究の推進,
②カリキ ュラム開発・教材開発,および実学のマネジメントシステムの開発,③学部生・大学院生の 教育プログラムの開発,
④企業(中堅クラス)の研修プログラムの開発,⑤実学(キャリア デザイン学)の学問体系化.総じて,本研究所では上記の成果を更に発展させ,
「キャリア デザイン学」と「学習サービス論」の構築と,その融合による「高等教育機関におけるキャ リアデザイン能力育成」のための実学的方法論を確立することを目標としている.
さらに, 「サービスとして学習支援」するための理論・技術の開発を行い,ツールとして具現化する ことも目標としている.