2025年7月30日(水)に、数理・データサイエンス・AI教育強化拠点コンソーシアム関東ブロック 2025年度 第1回ワークショップとして、早稲田大学・東京女子大学共催ワークショップ「大学間連携によるデータ活用人材育成-東京女子大学と早稲田大学による新しいデータ科学教育プラットフォーム-」を開催しました。
東京女子大学と早稲田大学は学術交流協定を2023年3月に締結し、2024年度秋学期より早稲田大学のデータ科学関連科目を東京女子大学の学生に提供する新たな教育連携を開始しました。本教育連携では、単に授業コンテンツを共有するだけでなく、オンデマンド教育を効果的に進めるためにコンテンツの配信や課題の提出などを管理するLearning Management System(LMS)や学生サポートを担当するLearning Assistant (LA)システムを含めた「データ科学教育スキーム」を提供しています。
本ワークショップでは、今後の大学間教育連携に向けた知見を共有する場とするべく、両大学関係者がこの総合的な教育スキームの仕組みと内容を紹介するとともに、実施過程で直面した課題および初年度の運用実績の報告を行いました。
司会:早稲田大学データ科学センター 野村 亮 教授
はじめに、早稲田大学データ科学センター 松嶋 敏泰 所長が開会の挨拶を行いました。
続いて、東京女子大学および早稲田大学の双方から学術連携協定について、東京女子大学AI・データサイエンス教育研究センター長の竹内 敦司 副学長および早稲田大学データ科学センター 松嶋 敏泰 所長が説明を行いました。

次に、データ科学教育スキームの提供について、早稲田大学データ科学センター 小林 学 教授、
早稲田大学データ科学センター 中原 悠太 講師、東京女子大学 竹内 敦司 副学長が説明を行いました。

続いて、早稲田大学データ科学センター 堀井 俊佑 准教授が東京女子大学に提供を行っている早稲田大学データ科学オープン認定制度(*)について説明を行いました。
*早稲田大学データ科学センターが提供する教育プログラム(ノンディグリー)を受講した方を対象に所定の要件を満たした場合に、データ科学に関する能力を保証する制度(認定取得者には認定証明書を発行)

その後、実際の取り組みを踏まえ、データ科学教育スキームの実施に際しての課題等を東京女子大学現代教養学部 新田 徹 教授(東京女子大学AI・データサイエンス教育研究センター運営委員)が説明を行いました。
最後に、数理・データサイエンス・AI教育強化拠点コンソーシアム関東ブロックの東京大学 数理・情報教育研究センター 小林 亮太 准教授から閉会のご挨拶をいただきました。
本ワークショップには、大学関係者をはじめ、約100名の参加者が集まり、盛会のうちに幕を閉じました。
概要
日時 : 2025年 7月 30日 (水)
形式 : オンライン(Zoom)
主催 :数理・データサイエンス・AI教育強化拠点コンソーシアム 関東ブロック
東京女子大学AI・データサイエンス教育研究センター
早稲田大学データ科学センター
プログラム
小林 亮太 (東京大学 数理・情報教育研究センター准教授)
お問合せ先
早稲田大学データ科学センター
E-mail:[email protected]