Center for Data Science早稲田大学 データ科学総合研究教育センター

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日立製作所のデータサイエンスとAI人財

2018年10月23日、データ科学総合研究教育センターが第4回シンポジウム『データ科学の学び方・活かし方~日立製作所がめざすこれからのデータサイエンス~』を小野記念講堂にて開催しました。4回目となる今回、本学の学生・教職員向けのシンポジウムとして、学生対象のデータサイエンスの基礎教育や動向について、また株式会社日立製作所のデータ戦略について講演が行われました。同時にさまざまな研究のポスター発表が行われました。会場は満員となり大学のデータサイエンス教育に対する学生の期待感がみなぎっていました。

開会では、研究推進担当理事・理工学術院の石山敦士教授が挨拶を述べました。石山教授は「早稲田大学は私立総合大学として、人文・社会・自然科学など多岐にわたる分野において、特色のある高度な研究・教育活動を展開してきました。本センターを通じ、データサイエンスに関わる教育並びに研究支援を行うと共に、企業、公的機関等と連携し、研究事業、人材育成事業を広く世界に展開していきます」と述べました。

司会進行は、データ科学総合研究教育センターの安田豪毅講師がつとめました。

開会挨拶後、「データ科学でウソをつく方法 ~卒業論文・修士論文でウソをつかない為に~」と題し、データ科学総合研究教育センターの堀井俊佑兼任センター員が登壇しました。堀井センター員は会場参加者にリアルタイムデータへの入力協力を依頼し、得られたデータをもとに母集団と標本の関係の注意点等について解説をしました。会場内には本学学生が多く参加し、堀井センター員の説明に聞き入りました。

次に「1年間でデータサイエンスを身につけるには?」と題し、データ科学総合研究教育センターの小林学教授が講演を行いました。小林教授はデータサイエンスをとりまく社会背景、無料で受けられるデータサイエンスの講義について紹介しました。また専門性に役立つデータサイエンスを身に着けるためのポイントについて解説しました。学生は欲しい情報を携帯電話のカメラで撮影したりメモをとったりして今後の学びについて情報を熱心に収集していました。

 

写真:開会挨拶をする研究推進担当理事・理工学術院の石山敦士教授

 

写真:司会進行のデータ科学総合研究教育センターの安田豪毅講師

 

写真:登壇するデータ科学総合研究教育センターの堀井俊佑兼任センター員

 

写真:登壇するデータ科学総合研究教育センターの小林学教授

 

休憩後、日立製作所の2つの講演がありました。
はじめに「ビッグデータをビジネス価値に繋げるために~Lumadaによるデータ利活用のご紹介~」と題し、株式会社日立製作所 サービス営業推進本部サービスプラットフォームサポートセンタの金子篤志GL主任技師が登壇しました。金子氏は日立製作所の事業紹介、デジタル社会におけるSociety 5.0の実現を導入とし、同社のデジタルソリューションLumade(ルマーダ)について熱く語りました。Lumadeはお客さまのデータから価値を創出し、デジタルイノベーションを加速するための、先進的なデジタル技術を活用したソリューション/サービス/テクノロジーの総称です。また、ビジネス価値を創出するデータ統合・分析基盤、日立の人工知能とその事例等についても述べ、様々な動画を駆使したビジュアライズな内容に参加者は引き込まれていました。

2人目に「IoT時代、ビッグデータを活用できる人財とは~データを磨く『バリューアップ』~」と題し、株式会社日立産業制御ソリューションズ 情報システム本部AI&ビッグデータソリューションセンタの北村慎吾センタ長が登壇しました。北村氏は、AI技術の進歩から、社会に役立つ答えを出すAIは取り揃いつつあり、ポイントは目的にあったAIを選び、IoTで収集されるビッグデータを活用することだと説明しました。その上で、センサなどから収集されるビッグデータは、量と質ともに従来とは異なる「データの前処理」が、AIの精度向上には欠かせないことを示し、IoT時代のデータ前処理である「データを磨くバリューアップ」、IoT時代にビッグデータを活用できる人財について述べました。どのテーマも具体的な数字や表を提示しデータの捉え方やつくり方についてわかりやすく解説し、参加者も考察している様子がみられました。

講演後、日立製作所の2人の登壇者に大きな拍手が贈られました。

 

写真:株式会社日立製作所 サービス営業推進本部サービスプラットフォームサポートセンタの金子篤志GL主任技師

 

写真:株式会社日立産業制御ソリューションズ 情報システム本部AI&ビッグデータソリューションセンタの北村慎吾センタ長

 

写真:日立製作所の講演に聞き入る来場者

 

その後、第3回シンポジウム ポスターセッション表彰式が行われ、以下3名の学生優秀賞が発表され表彰をうけました。

  • 「財務諸表による租税回避判定」
    佐藤 賢 さん(基幹理工学研究科数学応用数理専攻 修士1年)
  • 「Tweetデータに基づく料理画像の魅力度定量化モデル」
    藤波 英輝 さん(創造理工学研究科経営システム工学専攻 修士1年)
  • 「日本における幸福感と気候の関連―横断データを用いた検証」
    吉野 伸哉 さん(文学研究科人文科学専攻 博士2年)

 

閉会にあたっては、データ科学総合研究教育センター所長の松嶋敏泰教授が登壇者と参加者に閉会の辞をのべ、本シンポジウムは盛会に幕を閉じました。

 

写真:学生優秀賞の佐藤さん(右)

 

写真:学生優秀賞の藤波さん(右)

 

写真:閉会の挨拶を述べるデータ科学総合研究教育センター所長・理工学術院の松嶋敏泰教授

 

シンポジウム概要

  • 日時 2018年10月23日(火) 14:30~17:30
  • 場所 早稲田大学 小野記念講堂
  • 言語 日本語
  • 主催 データ科学総合研究教育センター
  • 共催 高度データ関連人材育成プログラム

チラシはこちら

 

当日プログラム

主催・お問い合わせ先

早稲田大学データ科学総合研究教育センター事務所
TEL:03-3204-9164
Email:cds-info@list.waseda.jp

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