Academic Writing Program早稲田大学 アカデミック・ライティング・プログラム

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現役指導員インタビュー

自分もオンデマンド授業を運営する一員であるという責任感を持てる環境

自分の能力を活かしたいと思い、指導員の仕事をはじめました。

実際にはじめてみると自分に本当に務まるだろうかという不安が出てきました。しかし、この不安は評価ミーティングに参加することで払拭することができました。評価ミーティングには週一回参加します。評価ミーティングはシニア指導員により運営され、評価ポイントの配点やコメントに関して確認を行います。履修者の学習向上を真剣に考えるシニア指導員や先輩指導員の姿を見て、自分も履修者の学習向上を助けられる指導員として頑張りたいと思うようになりました。

頼りになる先生、シニアや先輩指導員がいらっしゃるので、指導員の業務に関して何か不安を感じてもいつでも相談できるので、とても心強い環境です。授業や学習支援は多くのスタッフによって支えられていると実感しました。また、自分の考えもきちんと聞いてもらえる機会が多いです。そのため、自分もオンデマンド授業を運営する一員であるという責任感を持てる環境です。

指導員業務と学業の両立

1限
2限 フィードバック(5人) 他箇所TA 他箇所TA フィードバック(10人)
3限 授業
4限 フィードバック(5人) 評価ミーティング 研究 研究 研究
5限 研究
6限

指導員業務で得たこと

指導員の仕事を通して、履修者の成長する姿を見る喜びを知ることができました。例えば、はじめは文章構成が曖昧だった履修者が、最後に序論・本論・結論と文章を適切な構成で書けるようになり、成長を実感できました。

自分とは学習経験が異なる履修者とのやりとりは自分が想像もしなかった気づきがあります。以前、各段落の文章の終わり方を揃えたほうが良いかという質問を受けたことがあります。自分は気にも留めないことでも学術的文章の書き方をはじめて学ぶ履修者にとっては、どんな些細なことでも気になるということを実感しました。自分が今後業務する上で自分の考えにとらわれないように気を付けようという気づきをもたらしてくれました。次のクォーターではどんな履修者がいるだろうというワクワクした気持ちを持っています。

指導員の業務に携わったことで、以前よりさらに自分の文章をより客観的に見られるようになったように思います。どれが論拠でどれが主張なのかをより意識して文章を書けるようになりました。


畔上絵里香 Azegami, Erika
国際コミュニケーション研究科 博士課程3年

研究テーマ:日本人学生の留学経験の意味付けについて
2016年春学期、博士課程1年の時に大学院授業「学術的文章の作成とその指導」を履修
同年秋学期、博士課程2年になり、指導員として勤務開始。
以後、1年間(3クォーター)指導員として勤務。

*掲載情報は2017年度内の取材当時のものです。

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