Graduate School of Environment and Energy Engineering早稲田大学 大学院環境・エネルギー研究科

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2016年度 日中環境実践研究視察

環境・エネルギー研究科では、日本・中国両国の環境やエネルギー問題などの現状を知るためのカリキュラムとして2009年度より「日本・中国の環境実践研究」を行っております。

この授業は、環境・エネルギー研究科と北京大学環境科学与工程学院との合同の授業で、前半はそれぞれの国において講義形式での学修(北京大学との合同のTV講義を含む)を、後半では北京大学の学生が来日して環エネの学生と合同で関係する機関への視察訪問・調査・発表などを行います。また、前半での学修をもとにテーマに関する両国の情報を整理した“カントリーレポート”を作成し、それを互いに読み合うことで両国のテーマに関する問題・課題の差異を比較し、理解を深めています。

先日1月9日(月)から1月13日(金)にかけて、北京大学環境科学与工程学院の梅先生と学生5名をお迎えし、環境・エネルギー研究科からは吉田先生納富先生が引率して講義と視察見学が行われました。
その様子を写真にてご紹介いたします。

1月9日(月)

1月10日(火)


この日は他に、(一社)地球温暖化防止全国ネット、東京スクエアガーデンを訪問しました。

1月11日から12日にかけては、茨城県の研究施設の視察見学へ。

1月11日(水)


この日は他に、茨城県霞ヶ浦環境科学センターを訪問しました。

1月12日(木)

1月13日(金)

~日中環境実践研究視察を終えて~

集合写真

視察での経験について勝田研究室の土志田さんにお伺いしました。

「私は、この視察から広範な環境・エネルギーに関して改めて学ぶことができました。
特に今まで座学としてしか知らなかった環境意識の啓発や補助金、水質汚染、CCS技術などについて現場の方からお話を伺うことができたことは今後、研究に向き合う姿勢を律してくれます。

特に茨城県霞ヶ浦環境センターでの視察は、水質汚染が生活部門や農業・畜産部門からの排水と影響し、アオコが増加していることを改めて学ぶことができ、加えて、環境学習を地域の小学校を対象にして行っていることにつよく感銘を受けました。
また、小学生からセンターへの感想が届いており、「未来の環境」に対する思いを強くしました。

環境・エネルギーに関する課題は、一朝一夕で解決できるものではなく、現場における日々の努力によって解決されるものです。
私は、日中環境実践研究での学びを活かして、今後の研究活動に活かすことで、課題の解決に寄与していきたいという考えを強くしました。」
(勝田研究室 修士課程1年 土志田)

また、吉田研究室 修士課程1年 劉天成さんも吉田研究室HP(TOPページの新着情報)にて今回の視察見学の内容や写真をご紹介くださっています。
そちらもあわせてぜひご覧ください。

日本の環境・エネルギー分野に関して実践的かつ先進的に取り組まれてる方々の姿を拝見することができ、大変貴重な経験となりました。お忙しい中、ご協力いただきました皆様に改めて深謝致します。

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