Graduate School of Environment and Energy Engineering早稲田大学 大学院環境・エネルギー研究科

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研究科について

From the Dean

研究科長挨拶

環境に関わる持続可能性の実現を目指して

環境・エネルギー研究科長 友成 真一      

 

本研究科は、前身である本学の理工学研究科環境・エネルギー専攻を基盤とし、新たな発展を目指して2007年度に開設されました。現在、本学理工学術院に所属する大学院の一研究科として、環境・エネルギーに関わる教育を行うとともに、全学的な研究組織である環境総合研究センターとの連携のもと、学内外の研究者や諸機関とも協力してこの分野に関わる研究を積極的に推進しています。

科学技術の発展によって、われわれの生活は物質的に豊かになった反面、種々の社会経済活動を通じて資源・エネルギーを大量消費してきた結果、様々な環境・資源問題を引き起こしており、その解決には、二律背反的な多くの難題が潜んでいるのが現状です。特に、世界人口の増大と、グローバル経済の拡大に伴い、地域の環境のみならず、気候変動にみられる地球規模の環境問題が深刻化しつつあります。これらは今取り組むべき喫緊の課題であり、その対策を怠れば、負の遺産は蓄積され、将来修復不可能なものとなるでしょう。

そこで、本研究科では、環境・エネルギー・資源面で持続可能な社会の実現に向けて様々な課題に取り組んでいます。このような課題に向き合うには、多様な視点を持つことがきわめて重要です。我々の生活圏としての地域(自然、都市、農漁村、森林・山間地域)、わが国全体、さらにアジアから全世界へと繋がる空間的な視点や、環境問題に関わる過去、現在、そして持続可能であるべき未来にわたる時間的な視点。また、社会・経済システム、法制度・政策との関わり、さらにはわたしたちの生活に近い分野の伝統や文化、習慣、ライフスタイルにまで至る複層的な視点を持たなければなりません。

さらに本研究科では、わが国が現在抱えている課題の解決のみならず、将来世代や、新興国や途上国の人々の生活基盤に関わる環境の保全をも視野に入れた教育と研究の一体的な展開を目指します。これはまさに、本学の第二の建学精神でもあるGlocal(Global & Local)なアプローチと符合します。すなわち、マクロな地球規模の課題と、ミクロな地域の現場の課題、さらにミクロなわたしたち一人ひとりの内奥にある意識の問題までを視野に入れ、空間的、時間的、複層的な視点の中で、目の前の課題に対峙していくことを意味しています。

そして教育と研究の展開にあたっては、「共創」の理念に基づき、産学官民の関係主体が参加して検討を尽くし、そもそもの目的を明確にするとともに、将来の目標と計画を共有し、それぞれの立場と特質を活かしながら連携して問題解決に当たらなければなりません。環境関連分野の研究の専門性をさらに高めるのはもちろんのこと、互いの枠を越えて連携する領域統合型のアプローチが必要です。また、その目標達成のためには、自然科学、人文・社会科学に関わる知見と、それらを活用する工学的な手法を結集することが不可欠です。このように環境問題は、まさに「在野精神」と「学の活用」を標榜する総合大学「ワセダ」が力を発揮しうる最も重要なテーマであるといえましょう。

以上に述べた理念と体制のもと、本研究科に所属する学生諸君をはじめ、学内外の研究者や諸機関と連携する「開かれた大学」、そして「拓く大学」として、実践的な教育研究と社会貢献を展開して参りますので、その趣旨をご理解いただき、皆様と共に進んでまいりたいと願っております。

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