環境・配慮エネルギー・循環システム論の授業では、11月25日(金)に株式会社鈴徳様にご協力をいただき、児玉工場を視察させていただきました。
視察の様子を小野田研究室の八木 勝也さんに取材していただきましたので、ご紹介いたします。
スズトクグループは、さまざまな使用済み製品、廃棄物等から資源回収を行うリサイクル事業グループです。
その中核事業所のひとつである児玉営業所の視察を行いました。
使用済み小型家電など日常生活・事業活動から発生する使用済み製品・廃棄物の回収量は年間100万トン以上に昇り、そのうち約85%を再生資源として社会に還元しています。
今回訪れた児玉営業所では主に鉄スクラップを扱っており、シャーリング加工、プレス加工、シュレッダー加工など廃棄物の大きさ、形状に合わせてさまざまな方法で資源を再利用可能な形に加工しています。
今回の見学では工場内の実際の各工程を巡りながら説明していただきました。
どの工程でも機械で分別や加工を行なっていますが、最終的には人の手を加えていることにこだわりを感じました。
どのような方法でリサイクルするかを見極める作業は今までに積み重ねてきた経験があるからこそできる技であり、このような現場では非常に大事なことであると感じました。
このような企業の活動内容がより多くの人に知れ渡り、一人一人がリサイクルにもっと前向きになれば環境配慮型のより良い世の中になるのではないかと思いました。(小野田研究室 修士課程1年 八木 勝也)
前回のユーパーツ熊谷工場視察に引き続き、学生の皆さんにとって、実際に資源を再利用するための技術・工程を目にすることが出来る大変貴重な時間となりました。
お忙しい中、ご協力をいただきましたスズトク様、貴重な機会を与えて下さったことに、改めてお礼申し上げます。