Graduate School of Environment and Energy Engineering早稲田大学 大学院環境・エネルギー研究科

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博士学位論文のまとめ方と審査への対応 ver.1

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環境・エネルギー研究科

1 .論文の構成に関する留意点

1) 全体

① 序論(研究の背景・目的)から結論(全体の結論、今後の展望等)までで最小で5
最大で8章程度で構成する。
② 全体の流れを大切にする。論文題目に沿った一貫性を意識する。各章はそれがそこに位置付けられる必然性を持っている。単なる関係論文を寄せ集めただけの学位論文はあり得ない。
③ 書式は見やすさを考慮し、A4で38~40行/ページ、38~40字/行程度とする。
④ 参考文献は章ごとに分けて記述し、結論の後に付ける。
⑤ 参考文献の後には、謝辞を記載する。
⑥ 本文には掲載しない関連事項のうち、重要と思われるものはアペンディックスとして、謝辞の後の巻末に付ける。
⑦ その他、論文の体裁等については研究科HPを参照のこと。

2) 序論

① 自らの研究の必要性をアピールするうえで、序論は重要である。自らの研究の意義を強調する方向に追い込んでいくよう、気持ちを込めて記述して欲しい。
② 研究の背景として従来研究を整理する場合、メリハリのない記述とせず、自らの研究で問題とする項目に分けて記載する。
③ 上記の形態で整理した従来研究は、文書とともに、それを要約した表形式で表示しておくとよい。
④ 序論の最後には、研究の目的と概要が掲載される。それぞれの要点を図として表現しておくとよい。

3) 各章

① 各章の冒頭でも、それぞれの章のテーマについて、その背景や従来研究の整理を行う。序論よりさらにブレークダウンした項目を設定し、内容もより詳細に記述する
② 各章は全体の流れのなかでの必然性をもって現れる。とくに前章との関連は重要で、章の目的のなかでは、前章との関係(後段の章を含くむ場合もある)が記述されるはずである。
③ 章の最後では、その章の概要と得られた結果を記載する。

4) 結論

① 結論では、研究の概要と得られた成果の概要を記述する。
② 加えて、研究の結果判明した今後の課題や研究成果の活用例、今後の研究の展開等を掲載する。

5) 謝辞

① 論文を完成するに当たって、世話になった人々(指導教授や助言者、主な共同研究者など)に感謝の気持ちを表現するのが、一般的である。

6) 図表

① 図表は鮮明なものを使用する。またカラーであっても、白黒印刷で明瞭に判読可能な色使いを採用する。
② 本文が日本語、図表が英語でもよいが、すべての図表を英語としなければならない。一部が日本語図表となることは許されない。ただし、論文全体で統一されていれば、表が日本語、図が英語のケースは許される。
③ 本文に掲載する図表は、読解の補助に活用されるものであり、後述する予備審査会・公聴会等で使用されるpptとは本質的に異なる。発表pptがそのまま掲載されることもあり得ないし、逆に本文掲載の図表がそのまま発表用になることも考えられない。
④ 本来は本文が完成した後に、それを説明する発表用のpptが作成される。したがって、本文の方が図表は多く、それを要約した図表や文章部分の要約シートが発表用pptとして作成される。部分的には発表用のpptが先にできあがる場合もあるが、③に記載のように、そのままでは本文の図表とはならない。

2.予備審査会での留意事項

① 予備審査会は、主査・副査として予定される教員等、数名の前での発表・質疑応答が原則である。
② 発表時間は30分、質疑応答は25~30分である。
③ 研究の発表であり、解説や講義ではない。そうしたpptはできるだけ使用しないことを心掛ける。
④ 発表用のpptには、研究の背景・目的から全体の結論、今後の展望を含むすべての内容を入れ、論文の全体像を理解してもらうように説明する。
⑤ 各章ごとに明確に分けて発表を行うことを原則とする。
⑥ 研究の背景には、関連する従来研究を表で整理したpptを挿入するとよい。
⑦ 目的では、本研究全体の流れとその目的とするところを説明した図を挿入する。また、章構成を表示する図を挿入する。
⑧ 結論では、本研究で得られた成果をpptとして掲げ、その要約を発表する。また、今後の課題や成果の活用例、今後の研究展開についてもpptを作成し、説明を加える。
⑨ 想定される質問等に対する回答用のpptを作成しておくことが望ましい。

3.審査会での留意事項

① 審査会は、主査・副査(審査員)の前で本論文の内容の説明を行うことを原則とする。
② 通常、2~3回に分け、各章ごとに審査が行われる。時間は2h/回程度である。約半分が申請者の発表の時間である。残りは審査員との質疑応答に使われる。
③ 章ごとの本文説明用pptを基に発表を行う。通常、論文本文に対し、主として副査から質問・コメントがある。質疑応答のなかで決定した書き換え・追加・削除箇所については、原則として2週間以内に添付メールにより審査員に送付する。
④ 章ごとの発表としては、pptを基に原則としてまず章の構成について述べ、その後内容の説明を行う。ここで使用するpptには、先の予備審査会で使用したものも含まれるが、審査会は論文本文の審査を目的に実施されるものであり、発表時間も長く、当然のことながら、それ以外の重要な事項に関するpptも作成しなければならない 。

4.公聴会での留意事項

① 公聴会は通常、論文審査の期間中に開催される。時間は発表30分、質疑応答20分である。
② 公聴会には、研究科の教員・学生をはじめ、学内他箇所の教員、学外関係者等も参加する。
③ 原則として、予備審査での発表がベースとなるが、論文審査会での指摘事項等に配慮して、再度公聴会用pptを作り込む。
④ 公聴会の発表では、予備審査会でのものより今後の課題・展望等に関する内容を厚くする。

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