Graduate School of Environment and Energy Engineering早稲田大学 大学院環境・エネルギー研究科

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2017年度 日中環境実践研究 

早稲田大学大学院環境・エネルギー研究科と北京大学環境科学与工程学院が共同で運営する「日本・中国環境実践研究」(担当:吉田教授納富教授)の授業についてご紹介いたします。

この授業は、前半はそれぞれの国において講義形式での学修(北京大学との合同のTV講義を含む)を、後半では北京大学の学生が来日して環境・エネルギー研究科の学生と合同で関係する機関への視察訪問・調査・発表などを行います。また、前半での学修をもとにテーマに関する両国の情報を整理した“カントリーレポート”を作成し、それを互いに読み合うことで両国のテーマに関する問題・課題の差異を比較し、理解を深めています。

今年は「大気汚染の現状と新しい対策への動き」をテーマとし、10月からグループ活動を進めてきました。
そして1月7日(日)~14日(日)まで、北京大の学生3名が来日し、環境・エネルギー研究科の学生と共に日本の企業や研究機関などを訪問、最終ラウンドのフィールド調査を行いました。その様子を写真にてご紹介いたします。

1月8日(月)

1月9日(火)

埼玉県の太平洋セメント株式会社熊谷工場と、本田技研工業株式会社埼玉製作所小川エンジン工場を訪問しました。

1月10日(水)

千葉県の新日鐵住金株式会社君津製鉄所と、株式会社かずさクリーンシステムを訪問しました。

1月11日(木)

神奈川県の公益財団法人地球環境戦略研究機関と、電源開発株式会社磯子火力発電所を訪問しました。

1月12日(金)

日本での講義とフィールド調査を終え、グループ発表会に向けて準備を進めます。

 

1月13日(土) グループ発表会

納富研究室の小笠原さんに、フィールド調査を終えた感想を伺いました。

日中環境実践研究は早稲田大学と北京大学が合同で行う授業です。お互いの国における大気汚染問題をテーマとしたカントリーレポートを作成し、その後、北京大学の学生と共に日本の大気汚染対策における現場を巡りました。見学では、各社の製造・環境対策への取組を見ることができ、勉強になりました。そして、今回の授業を終え、教授、北京大学、他の研究室の方と沢山話すことができたこと、これも大きな財産になると感じました。見学中、気さくに疑問点に答えてくださる教授、共に学ぶ仲間、北京大学の学生と芽生えた友情、知識の取得だけではなく、人のつながりを感じることができる授業でした。また、私達のホームである本庄で宿泊し、この街とキャンパスの魅力を海外の学生に知ってもらえたと感じています。

 最後に、この授業で私は、自ら学ぶ、考える、行動する事の重要性を再認識させられました。今後もこの経験を活かし、積極的に研究に励んでいきたいと思います。

(納富研究室 修士課程1年 小笠原正人)

 

フィールド調査では、大気汚染対策について企業や研究機関の取り組みを間近に拝見することができ、両国の学生にとって大変貴重な体験となりました。

お忙しい中、ご協力をいただきました皆様に改めて深謝いたします。

 

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