紙屋 雄史 (教授)
主な略歴はこちら(研究者DB)
主な研究分野
各種電動車両とバッテリ・充電装置・モータを対象とする研究
研究室の特色
○電気系を基軸としながら,電気・機械・化学融合型の研究を展開している.
○産官学民連携型の技術開発・実証プロジェクトや,民間企業からの受託研究等を積極的に進めている.
主な研究テーマ
ハード分野研究
○各種電動車両(電気自動車,プラグインハイブリッド自動車,燃料電池自動車)の設計・試作・性能評価
○重量車(バス,トラック)の電動化
ソフト分野研究
○各種電動車両の乗車環境改善効果の評価,走行時周囲環境負荷微小性の評価,低炭素効果の評価
○開発車両の公道実証試験
取得可能な学位
工学・学術
拠点キャンパス・活動内容
○開発車両の公道実運用試験が日本全国にて進められており,同現場にてデータ収集を行う.
○西早稲田キャンパス51号館6階12号室に全教員と全学生の居室があり,同室にてデータ分析を行う.
在籍者の出身学部・学科
【修士】
早稲田大学創造理工学部総合機械工学科、早稲田大学基幹理工学部機械科学・航空学科、
早稲田大学先進理工学部電気・情報生命工学科、東京理科大学理工学部機械工学科、
同済大学機械電子工程学科 など
【博士】
国立台湾大学、東北大学大学院工学研究科 など
就職先状況
国土交通省、日産自動車株式会社、トヨタ自動車株式会社、マツダ株式会社、トヨタ自動車、株式会社日立製作所、三菱電機株式会社、東京ガス株式会社 など
教員からのメッセージ
車好きの学生,大歓迎!
在学生(卒業生)からのメッセージ
本研究室には様々な分野から学生が進学してきますが,全員が一つになることで環境・エネルギー問題の解決に取り組んでいます.異なる学科出身の人と知識を交換したりプロジェクトで協力したりすることで,環境問題全体像への理解を深めます.私自身は電動車両に関する研究を進めています.具体的には非接触充電器を用いた電動コミュニティーバスを開発しています.私は学部で物理学を専攻し,その知識を環境にやさしい技術に応用できるので,やりがいがあります.自分の持っているスキルを21世紀社会が抱える最大の問題に対して活用したいと思っている方は,本研究室への入学をお勧めします!(2013年3月修士課程修了 トーマス ポンテフラクト)
私は元々物理学を専攻しており,新しい物質の発見を目指す研究をしていました.とても面白い研究でしたが,企業のインターンシップを経験し,より工学的な研究をしたいと思い紙屋研究室に入りました.現在は,電気バスの非接触充電システムの研究をさせていただいております.まだまだ機械や自動車等の専門知識の少ない私でもわかるように,説明や指導,仕事を与えてくださる先生や先輩,仲の良い同期や後輩に恵まれています.また,文系・理系問わず多分野から学生が集まっているため,幅広い分野の知識や友人を作ることができ,視野がとても広がる,楽しい毎日です.(2016年3月修士課程修了 飯田 ひかり)