学生一人ひとりに向けた学修サポート体制として、本法科大学院を修了した若手弁護士等が個別相談やゼミ指導にあたります。普段の学修の質を向上させることに加えて、日頃の不安や心身両面を細やかにケアしています。同じ苦労を経験しているからこそ理解できる疑問や悩みに対し、先輩の修了生が親身になって的確にアドバイスを行います。
本法科大学院を修了した若手弁護士が、ゼミや個別相談等を通して、学修面・精神面において在学生・修了生のサポートを行います。
【主な相談内容】
●学修面・生活面でのアドバイス
●苦手科目の克服・司法試験の過去問答案添削
将来法曹となる本法科大学院の修了生が、学修の仕方・初歩的な質問など、個別相談等を通して在学生に、より身近な立場からアドバイスを行います。
【主な相談内容】
●学修面・生活面でアドバイス
●苦手科目の克服
本法科大学院では、在学生だけでなく修了生に対しても様々な角度から手厚く学修をサポートしています。在学中とは異なる学修環境やスケジュールの中で、修了生(特別研修生)の自律的な学修をサポートするため、アカデミック・アドバイザー(AA)が修了生のニーズにあった様々な企画を実施しています。
たとえば、修了生のみが受講できるテーマ別のゼミを開講したり、学修相談ブースを開設しています。また、修了生個々人の学修計画をサポートするため、定期的にマンツーマンによるコミットメントゼミを行っています。修了生一人ひとりが、自分自身で目標達成に必要なものを見つけ出し、それに向けた計画を立て、実行・達成できるよう、アドバイス・サポートを行っています。
あなたが目指す法律家像を具体化し、実現へと導きます
皆さんは将来、どのような法律家を目指しているでしょうか。そのために法科大学院の在学中にどのような準備をし、修了後にどのようなキャリアを積んでいけばよいでしょうか。せっかく法科大学院を修了して司法試験に合格しても、将来のキャリアのことをおろそかにしていては、法律家として自分の思い描く活躍をすることもできません。
本法科大学院のキャリア支援室は、稲門法曹会や早稲田ロースクール稲門会、学生有志の研究科承認団体とも連携しながら、本法科大学院の在学生および修了生が自分自身のキャリアをどのように形成していけばよいかについて、様々な情報と支援を提供しています。例えば、企業内で弁護士として働いておられる方々をゲストスピーカーにお招きして、その仕事の魅力や在学中に取り組むべき勉強について理解を深めるためのガイダンス、国家公務員等の行政職として働くことの意義をご紹介いただく講演会、外資系法律事務所の弁護士の方々を講師とするセミナーなどを開催しています。また、最近では、法科大学院修了生を積極的に採用したいという企業も増えており、企業説明会の開催や企業からの求人情報の配信なども多数行っています。また、稲門法曹会と連携して、本法科大学院修了の修習生のみを対象とする弁護士求人情報の配信も行っています。今後も、キャリア形成および就職活動を支援するための取り組みをさらに強化していく予定です。
キャリア支援室の支援を有効活用して、あなたの目指す法律家像をぜひ実現してください。
稲門法曹会会長
弁護士
安井 規雄
早稲田大学法科大学院にて法曹を目指す皆様へ
稲門法曹会は、早稲田大学出身の裁判官、検察官、弁護士、大学教員にて構成される親睦団体で、早稲田大学のOBOG組織の中でも最大規模の職域稲門会の一つです。 稲門法曹会の主な活動は、司法試験合格祝賀会、研修会、講演会、稲門祭への出店、勉強会、早慶戦、早明戦の観戦などです。当会は、各支部にて組織されており、早稲田大学にて学んだ、また過ごしたことから、強い仲間意識が築かれています。それは分野が異なっても同じです。先輩や後輩と交流するなかで、自分の知らないことや新しい刺激を得る機会にもなります。 人生100年時代と言われますが、われわれは、一生学習しなければなりません。当会も、それに応えるべく、タイムリーな研修会や講演会を企画しています。各支部の組織を強固なものとし、本部と支部との情報の共有をはかってまいります。 法曹を目ざす人には夢を、法曹の皆さんにはさらなる発展の糧をと当会の運営をはかってまいりたいと考えています。 今後ともご指導・ご支援の程、よろしくお願い致します。
早稲田リーガルコモンズ法律事務所
代表弁護士
河﨑健一郎
法科大学院が輩出した人材群が、次の人材群を育成する
本法科大学院を修了した弁護士が中心となって設立された早稲田リーガルコモンズ法律事務所と連携し、学生に最前線の実務に触れながら教育を受け、多様な分野への進出を後押しする。それが早稲田リーガルコモンズプロジェクト(WLCP)です。
プロジェクトの第一の柱は、法科大学院学生に対する「次世代育成プログラム」です。これは、法科大学院のソーシャル・イノベーター・コースのカリキュラムとして位置付けられ、ケーススタディを用いた模擬的実務経験に加え、実務的テーマについての議論の機会を作ることで、学生と実務をつなぐ架け橋を目指します。
第二の柱は、「アソシエイト制度」です。早稲田リーガルコモンズ法律事務所では、毎年本法科大学院の修了生を複数名アソシエイトとして受け入れています。この制度では、最長3年間にわたり、多様な専門分野を持つパートナー弁護士と共に多くの事案に取り組むことで、法律家としての基礎を学び、社会に貢献できる法律家として飛躍することを目指した人材育成を行っています。
[ 早稲田リーガルコモンズ法律事務所 ]
htttp://legalcommons.jp/
「法科大学院承認学生研究活動団体」とは、本法科大学院に在籍する学生による自主的な教育研究活動について、本法科大学院としてその活動を支援するものです。現在、5つの団体が承認を受けています(2025年4月)。
◆ 法科大学院承認学生研究活動団体一覧◆
1.Welcome-Law School
2. ジェンダー法研究会
3. Law & Practice
4. 法学教室 Street Law
5.WLSキャリアキャンバス