School of Human Sciences早稲田大学 人間科学部

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中国浙江中医薬大学の学生の皆さんとオンライン交流の実施(さくらサイエンスプログラム)

JST(国立研究開発法人 科学技術振興機構)国際青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプログラム)の支援を受け、2021年12月11日から18日までの間、箇所間協定を締結している中国浙江中医薬大学の学部生・大学院生20名と本学術院の学部生・大学院生がオンライン交流を行いました。本学術院は西村昭治研究室、扇原淳研究室、金群研究室を中心に学部生と大学院生19名が交流に参加しました。

初日の11日にオンライン交流プログラムについてのガイダンスが行われた後、国際的な医療協力活動に関わってきた経験を持つ医師の松葉剛様から”History of Community Health in Japan and Impact of ICT on Healthcare”、特色ある高齢者・障碍者介護施設を経営する石井英寿様から「子どももともに過ごす”日常”の中での看取り」を題とする特別講演をいただきました。

2日目以降、SDGs目標3「すべての人に健康と福祉を」と目標4「質の高い教育をみんなに」を共通トピックとして、”Digital health and DX”、”5G and online learning/telework”、”COVID-19 and public health”、”Metaverse and daily living support/care for the elderly”と”Technology for common good in diversifying society”をそれぞれトピックとする5つのグループに分けて、3回にわたり研究交流と意見交換を行われました。また、両大学や学部と研究科の紹介、本学学生による日本の文化と生活の紹介、在籍する留学生による勉学や研究生活の紹介は写真や動画を交えながら行われました。

最終日の18日は、若手研究者による「健康福祉における人間科学研究と実践」に関するパネルディスカッションが行われ、本学で博士(人間科学)学位を取得し、現在東京工科大学助教をつとめる武博先生、千葉工業大学助教をつとめる多胡輝一先生及び在学修士学生の金賀駿さん、藤川希美さん、叢瑞晨さんがそれぞれ研究発表し、「自分にとっての人間科学」についてディスカッションに参加しました。その後、5つのグループがこれまでの研究調査と交流の成果を発表するシンポジウムが開催され、最も素晴らしい研究調査を行ったグループにはBest Research Award、最も優れた発表を行ったグループにはBest Presentation Awardが両大学からの4名の審査員の投票によって選ばれました。

最後に、昨年12月のオンライン交流で発足した両大学の学生研究会「ビッグデータと健康研究会」の年間活動報告と来年活動計画報告が行われました。

コロナ禍のなかでもこのようなオンラインプログラムを通じて、国を超える研究交流を活性化し、相互理解を深めることが期待でき、大変有意義な活動でした。

(写真は一部加工してあります)

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