2025年8月25日に所沢市役所市民ホールにて、本学人間総合研究センター・Castellers de Tokyo共催、所沢市協力の下、スペイン・カタルーニャの伝統文化である「人間の塔」のワークショップと実演を行いました。
実際にワークショップを率いたのは、人間の塔チーム Castellers de Tokyoのメンバーでしたが(代表:Pau Ramos)、そこには人間科学学術院長・扇原淳教授、竹中宏子教授、北原卓也講師、溝口開人助手、そして人間科学部・人間科学研究科の学部生・大学院生 ・卒業生・修了生も多く含まれます。さらに、佐野友紀教授の協力もありました。人間の塔はカタルーニャを代表する伝統的なパフォーマンスで、UNESCOの無形文化遺産でもありますが、その最大の特色は「老若男女誰でも参加でき、誰でも必要とされる」点にあると言えます。まさに多世代交流が実現可能な場なのです。この企画を所沢市民とも共有すべく、ワークショップでは人間の塔の概要を説明し、組体操とは異なる動きや組み方をデモンストレーションで解説し、さらに予め申し込みがあった参加者と一緒に普段の練習を行ってみました。実演で3段が積みあがった時には観客から一斉に「おおっ!」という声がこぼれ、その高さに驚いた様子がうかがえました。市役所を訪れた多くの人々が足を止めて、しばしワークショップおよびパフォーマンスに見入ってくれました。
所沢市と人間科学学術院との連携協定に基づく人間の塔との関わりは、今回限りではなく、今後も続ける予定です。また11月にところざわサクラタウンで開催される武蔵野回廊文化祭には、3年連続で参加します。
【紹介】
所沢市広報課 Instagram掲載動画
https://www.instagram.com/reel/DN8ECHDExHz/