The Waseda International House of Literature (The Haruki Murakami Library)早稲田大学 国際文学館(村上春樹ライブラリー)

その他

翻訳プロジェクト小展示「翻訳は国境を越える翼」

翻訳プロジェクト小展示「翻訳は国境を越える翼」

開催概要

村上春樹さんの仕事において、「翻訳」は大きな位置を占めています。
国際文学館でも「翻訳」を重要なテーマの一つとして位置づけ、2024年度より「国際文学館翻訳プロジェクト」をスタート。若手翻訳者の育成、翻訳文学の発展、そして世界各国の翻訳者の交流を目的とした取り組みを行っています。
本プロジェクトでは、海外の翻訳者を日本に招き、約1か月の滞在期間中に研究活動や講演、ワークショップを行う「翻訳者レジデンシー」をはじめ、海外の作家・編集者による講演や交流イベントなど、多彩なプログラムを展開しています。
今回の展示では、2025年度までの本プロジェクトの取り組みを紹介するとともに、翻訳作業に関わる資料などを展示します。「翻訳は国境を越える翼」という合い言葉のもと、「翻訳」という営みの豊かさと楽しさを感じていただければ幸いです。

  • 会期:2026年3月12日(木)~11月8日(日)
  • 開館時間:10:00~17:00
  • 休館日:毎週水曜日ほか ※詳細は こちら からご確認ください。
  • 場所:早稲田大学国際文学館 2階ラボ
  • 主催:早稲田大学国際文学館
  • 参加翻訳者および作家:Wen Bajia(ヴムバジャ)、Polly Barton(ポリー・バートン)、Camilla Grudova(カミラ・グルドーヴァ)、Rebecca Brown(レベッカ・ブラウン)、Andry Setiawan(アンドリー・セティアワン)、Rita Kohl(ヒタ・コール)、Laurel Taylor(ローレル・テイラー)
  • 展示協力:柴田元幸、米田雅早、村上春樹
  • 翻訳協力:上田麻由子、小磯洋光

展示紹介

  • 翻訳はこうして出来上がる ― 柴田元幸さんと米田雅早さんの翻訳のしごと ―
    柴田元幸さんによる、ポール・オースター最後の小説『バウムガートナー』(柴田元幸 訳、2025 年、新潮社)と、米田雅早さんによる、文芸誌『MONKEY』英語版の翻訳作業の過程を、実物の資料を通してご紹介します。(協力:新潮社)
  • 国境を越える本たち - 「双方向」の翻訳 -
    かつて翻訳といえば、外国語から日本語へというのが主流でしたが、近年では日本語で書かれた作品がさまざまな言語へと翻訳されるようになり、翻訳は「双方向」の広がりを見せています。翻訳プロジェクト参加者による双方向へと翻訳された書籍をご紹介します。
  • あなたにとって翻訳とは? - What does translation mean to you? -
    ある言語を別の言語に変換するとき、原文を完全に同じ意味で再現することは不可能ともいえます。だからこそ、翻訳の世界に「正解」はありません。「あなたにとって翻訳とは?」――その問いを、村上春樹さんをはじめ作家、翻訳者の皆さんへ聞いてみました。
  • Letters from The Haruki Murakami Library
    「国際文学館(村上春樹ライブラリー)を訪れて、だれかにお手紙を書くとしたら?」という発想のもとに執筆いただいた、“Letters from the Haruki Murakami Library”。翻訳プロジェクト参加者のみなさんから届いたお手紙を紹介します。

翻訳プロジェクト参加翻訳者及び作家

  • Wen Bajia(ヴムバジャ) 滞在期間:2024年10月2日~2024年10月31日 
    チベット在住。青海師範大学図書館副研究員。チベット語文法史研究に携わるかたわら、谷川俊太郎、村上春樹の作品をチベット語に翻訳。修士論文は「村上春樹文学における『死』と『恋愛』の関係」、博士論文は「チベット語の文法史研究」。
  • Polly Barton(ポリー・バートン)  滞在期間:2024年10月28日~2024年11月27日
    イギリス在住。日本文学・ノンフィクション翻訳者。最近の翻訳に柴崎友香『春の庭』、津村記久子『この世にたやすい仕事はない』、金井美恵子『軽いめまい』、柚木麻子『BUTTER』など。松田青子『おばちゃんたちのいるところ』で世界幻想文学大賞(短篇集部門)を受賞。2019年、フィッツカラルド・エディションズ主催エッセイ賞を受賞、同社から2021年、日本語に関する考察を中心とする長篇エッセイFifty Soundsを刊行。
  • Camilla Grudova(カミラ・グルドーヴァ) 滞在期間:2025年5月21日~2025年6月6日
    カナダ出身、スコットランド・エディンバラ在住。マギル大学で美術史とドイツ語の学位取得。2016年「ワクシー」でシャーリイ・ジャクスン賞(中篇部門)を受賞。同作は、翌年の英国幻想文学大賞の最終候補にも選出された。2017年、デビュー短篇集『人形のアルファベット』をフィッツカラルド・エディションズより刊行。2023年、初長篇Children of Paradiseが女性小説賞の候補に選出。同年、『グランタ』誌が十年ごとに選出する「若手作家ベスト20」に選ばれる。他の著書にThe Coiled Serpentがある。
  • Rebecca Brown(レベッカ・ブラウン) 滞在期間:2025年6月12日~2025年6月27日
    アメリカ・シアトル在住。作家。邦訳書に『体の贈り物』『私たちがやったこと』『若かった日々』『家庭の医学』『犬たち』『天国ではなく、どこかよそで』『かつらの合っていない女』(ナンシー・キーファーとの共著)がある。代表作『体の贈り物』が2025年6月にtwililightから復刊された。
  • Andry Setiawan(アンドリー・セティアワン) 滞在期間:2025年10月13日~2025年11月02日
    インドネシア在住。翻訳者。インドネシアの出版社「Penerbit Haru」の編集長で、日本のエンターテインメント作品を中心に、企画から翻訳まで携わり、インドネシアの読者へ数多くの作品を紹介してきた。設立した「Penerbit Mai」では、若手翻訳者が学び、ポートフォリオを築くための場の提供を目的に活動。2025年には、翻訳者グループ「Rantai Kata」のメンバーと共に、国際交流基金(JF)と連携し、日・イン翻訳ブートキャンプを企画・運営。これまでに、湊かなえ、秋吉理香子、市川拓司、新海誠、柏葉幸子、森博嗣の作品を翻訳。市川沙央、吉本ばなな、太宰治、宮沢賢治、壷井栄、田村俊子などの作品編集にも携わっている。
  • Rita Kohl(ヒタ・コール) 滞在期間:2025年10月27日~2025年11月26日
    ブラジル・サンパウロ生まれ。日葡翻訳者。サンパウロ大学卒業、東京大学大学院修士課程修了(比較文学・比較文化)。村田沙耶香、小川洋子、村上春樹、有川浩、津島佑子らの作品など多数の日本文学作品をポルトガル語に翻訳。2017年、村上春樹『風の歌を聴け・1973年のピンボール』(Alfaguara、2016年)の翻訳がのJabuti賞翻訳部門を受賞した。
  • Laurel Taylor(ローレル・テイラー) 滞在期間:2025年11月23日~2025年12月08日
    アメリカ・コロラド州生まれ。翻訳家、作家。デンバー大学で日本語・日本文学の専任講師を務める。
    アイオワ大学修士課程修了(文学翻訳)、ワシントン大学セントルイス博士課程修了(日本文学・比較文学)。バチェラー八重子、松田青子、藤野可織、瀬尾まいこ、様々な作品を英訳。2026年3月、由尾瞳と共訳で川上未映子『黄色い家』(Knopf)を出版。2024年、詩集『Human構造』(七月堂)を出版。
Dates
  • 0312

    THU
    2026

    1108

    SUN
    2026

Tags
Posted

Fri, 27 Feb 2026

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