The Waseda International House of Literature (The Haruki Murakami Library)早稲田大学 国際文学館(村上春樹ライブラリー)

About Us

国際文学館について

From the Director

館長挨拶

国際文学館館長 麻生享志(国際学術院教授)

  この秋、開館3周年を迎える早稲田大学国際文学館は、村上春樹氏所蔵の貴重資料が本学へ寄贈・寄託されることをきっかけに誕生した新しいタイプの図書館です。その舞台は早稲田キャンパス4号館。村上氏学生時代の雰囲気を色濃く残す建物は、世界的建築家隈研吾氏の手による大規模改修を経て生まれ変わると、「村上春樹ライブラリ―」の呼称で親しまれる国際文学館として、2021年10月にスタートを切りました。その目的は主に二つ。

  まずなによりも本館では、世界各国の文学に加え、翻訳作品に関する各種資料の収集、整理、保存を行い、各地から集まる研究者や文学愛好者に向けて公開しています。年間を通じて催す学術交流セミナーや国際シンポジウムは、研究者たちの集いに花を添え、熱心な読者に文学・芸術の魅力を伝える役目を果たしています。また、年に一度発行される研究誌『早稲田大学国際文学館ジャーナル』(Journal of Waseda International House of Literature)では、多くの識者の幅広い知見に触れることができます。

  一方で、本館の特徴は従来の図書館にはないさまざまな活動にあります。作家・評論家によるトークや朗読会、芸術家・音楽家によるパフォーマンスや企画展示など。その理念は、村上氏が本館発足の際に述べられた、「この場所が、文学や文化の風通しの良い国際的交流・交換の場」となることにあります。とくに村上氏発案による 「Authors Alive!〜作家に会おう〜」や音楽イベント「キャンパス・ライブ」では、学内外から多くの方にご参加いただいき、いまや国際文学館の活動の根幹となっています。
振り返れば新型コロナウイルスの感染拡大のさなかに開館した国際文学館=村上ライブラリーですが、多くの皆様のご支援により、期待以上の成果を挙げてまいりました。これからも充実した活動を続けていく所存です。今後とも倍旧のご厚情を賜りたく、どうぞよろしくお願い申し上げます。

国際文学館館長 麻生享志(国際学術院教授)


Page Top
WASEDA University

早稲田大学オフィシャルサイト(https://www.waseda.jp/culture/wihl/)は、以下のWebブラウザでご覧いただくことを推奨いたします。

推奨環境以外でのご利用や、推奨環境であっても設定によっては、ご利用できない場合や正しく表示されない場合がございます。より快適にご利用いただくため、お使いのブラウザを最新版に更新してご覧ください。

このままご覧いただく方は、「このまま進む」ボタンをクリックし、次ページに進んでください。

このまま進む

対応ブラウザについて

閉じる