Waseda Shogekijo Drama-kan Theater早稲田小劇場
どらま館

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8/20 山本彼等WS「声に出して読みたい『ヘリオガバルス』」

企画概要

ジャン・ジュネの戯曲『ヘリオガバルス』を上演するためのリサーチWSを開催します。

使用テキスト

ジャン・ジュネ『ヘリオガバルス』(河出書房新社刊・宇野邦一・鈴木創士訳)

https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309209265/

※事前にテキストを読まなくてもご参加いただけます。

日時:2025年8月20日(水) 18:30~21:00
会場:早稲田キャンパス構内(お申込みの方に共有します)
参加費:無料
定員:最大10名

講師コメント

今目の前にあるテキストが、どんな状況で、どんな身体で、どんな音や光のなかで現実になるのか?テキストから読み取れる理想的な、自分だけの想像と、現実の舞台空間という制約が重なり合う。その二重性を、想像する。戯曲を読む豊かさは、その二重の想像にこそあると僕は思っています。

今回読むのは、「怪物」の異名を持つフランスの小説家・詩人・劇作家であるジャン・ジュネの戯曲『ヘリオガバルス』です。

快楽主義者であり、無政府主義者であるローマ皇帝であるヘリオガバルスについて、ジュネが獄中で書いたこの戯曲を、声に出して読んでみる。そしてあわよくば、どんなふうに上演できるかを考えたいと思います。

僕はこの戯曲を自分の演出で上演したいと思っていて、今回のWSは、その第一歩となるものです。

といっても、とてもゆるい会にする予定ですので、あまり気負わず、気軽にお越しください。ジュネの存在自体知らない人も、戯曲を読むことにちょっと抵抗があるような人も、もちろん大歓迎です!

講師:山本ジャスティン彼等

1995年生、アメリカ合衆国サンタモニカ出身。劇作家、演出家、Dr. Holiday Laboratory 主宰。近年は、メタ的な構造を多重に構築しつつ、役とそれを演じる生身の関係と政治性を主題とした演劇作品を発表している。またDr. Holiday Laboratory としては、現代川柳句集のデザインおよび出版(小野寺里穂『いきしにのまつきょうかいで』)、上演作品についてのシンポジウム開催(「『脱獄計画(仮)』ミニシンポジウム」)や、古谷利裕氏による美術講座/個展/小説出版の連続企画(「未だ尽くされていない近代絵画の可能性について」他)を「いぬのせなか座」と共同で主催するなど、舞台芸術にとどまらない活動を展開している。近年の主な舞台作品に『脱獄計画(仮)』(2023、こまばアゴラ劇場)、『想像の犠牲』(2024-2025、ロームシアター京都ノースホール/吉祥寺シアター)など。

予約

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Dates
  • 0820

    WED
    2025

Tags
Posted

Thu, 31 Jul 2025

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