
「ワークショップ部」とは
どらま館Laboでは、「人との集まり方を考える」ワークショップ部を発足します。ワークショップとは、参加者が主役となって体験や対話を通じて学び、アイデアを共創する体験型の講座やグループ学習のことです。
早稲田小劇場どらま館では演劇をはじめとした集団制作の在り方、ひいては人が「集まる」ことそのものについて考えながら、さまざまなワークショップを実施しています。早稲田演劇の拠点となる劇場として、作品上演に限らない演劇のあり方を共有し、学内や学外へ向けて継続的な取り組みを行っています。
その実践の一つとして、今年12月に岐阜県美濃加茂市にある文化施設「みのかも文化の森」の施設全体を使った市民・学生対象の演劇ワークショップを企画しています。今回は〈ワークショップ部〉として、部長、副部長に演劇の領域で活動する卒業生のお二人をお呼びしました。一緒にワークショップについて考えてくれる方、ワークショップを作ってくれる方を募集します。
ワークショップ実施概要
日程:2026年12月18日(金)~20日(日)
会場:岐阜県・美濃加茂市 美濃加茂文化の森
*10月から数日、早稲田でリサーチ・クリエイションなどの準備活動もあります。
募集概要
こんな方の応募をお待ちしています
・舞台芸術、アート、創作に関わってみたい方(ジャンル・経験不問)
・作品制作、リサーチ、企画・制作に関心や意欲のある方
・地域コミュニティ、文化行政やまちづくりに関心のある方
・みんなで考え、創作することを楽しめる方
このプロジェクトでは、こんなことができます!
・演劇の現場で活動する卒業生と一緒に、ワークショップをつくる
・ワークショップについてリサーチし、自分たちの問いを深める
・考えたワークショップを早稲田で実際に試し、改善する
・岐阜県美濃加茂市を訪れ、地域の方と一緒にワークショップを実施する
・演劇を「作品をつくること」だけではなく、人と人が集まる場をつくる方法として考える
・自分の専門や興味を持ち寄り、企画・創作制作・記録などの役割を担う
応募条件
・18歳以上の早稲田大学学生の方
・下記日程のワークショップに参加できる人
11月(日程調整中):安全講習(早稲田)
12/13 (日) 13:00~20:30:プレワークショップ(早稲田)
12/15 (火) 19:00~21:30:ワークショップ準備(早稲田)
12/18 (金)~20 (日) 全日:ワークショップ本番(美濃加茂市)
1/15 (金) 18:00~21:30:報告会(早稲田)
・下記日程のワークショップについてのリサーチ、クリエイションになるべく参加できる人
10/7 (水)・11/6 (金)・11/27 (金)・12/10 (木) 19:00~21:30
(研究課題ワークショップ:全3回/10~12月に実施 *日程調整中)
詳しくは面談の際にご案内します。まずはエントリーをお待ちしています!
活動概要
1. リサーチ
演劇のワークショップそのものを考えたり、話し合います。
・定例会
ワークショップについての勉強や各人で参加したワークショップの報告、感想交換、雑談、岐阜でのクリエーションに向けた検討を行います。
10/7 (水)・11/6 (金)・11/27 (金)・12/10 (木) 19:00~21:30 (18:00 開場)
・研究課題 ワークショップ
どらま館主催による、ツアー演劇や、短い時間で参加者で共有し即興的に上演をつくるワークショップ、その場の関係性や空間にアプローチするワークショップの実施を現在予定しています。
(全3回/10~12月に実施 *日程調整中)
2. クリエイション
美濃加茂市で行われるワークショップの内容を一緒に考えます。岐阜での実施に先行して、早稲田でプレワークショップ実演を行います。
・安全講習:11月 *日程調整中(早稲田)
・プレワークショップ:12/13 (日) 13:00~20:30(早稲田)
3. 現地ワークショップ
12/18 (金)~20 (日)(岐阜県 美濃加茂市)
※応募多数の場合は選考を行う場合があります。
※ご応募いただいた方には 9/28 (月)・29 (火) 頃に面談を実施します。
※岐阜での現地ワークショップの3日間に参加可能な方から優先的に採用させていただきます。
※リサーチ、クリエイションの各回については、追って単発での参加者も募集します。
※東京から岐阜までの往復交通費・現地での滞在費・生活費は大学が負担します。
※本作品への参加による報酬のお支払いはありません。
| 部長から一言 |
ワークショップ部・部長の山本健介です。
「面白い」以外の演劇があるんじゃないかなあ、と最近思うようになりました。だから「面白いものを作る」以外の人の集まり方も、あるんじゃないか。
だけど、それがわからない。
だから、知りたい。考えたいです。実験したいです。教えてほしいです。ワークショップという遊び方を通じて。
部長って名乗ってますが、部長ってだけなので、あれです、演劇部の部長って、なんかこう涙目でぼーっとしている事が多いんですよ。「わからない……」って感じで。
そういうわけなので、一応ある程度のワークショップの外側の枠組みとかは、美濃加茂市に報告するという事もあってもう作ったんですけど、中身が全然、どうしたらいいかわかりません。
どう仕切ったらいいのか。”面白い”以外の価値判断とか、心構えとか、参加者の心理的な面も含めた安全の確保とか、どんな気持ちでいたらいいの? とかも。
だから、それを、皆で考えたい。皆と作りたい。皆と作ったワークショップのやり方を、岐阜県の人と楽しみたい。そしてみんなでたのしいワークショップ、作って、やりたい。
そんな感じで、実験メンバー。一緒にやりませんか? 具体的に何をするのかも一緒に考えます。あれです、僕が大喜利のお題を出すみたいな感じで、「どうしたらいいでしょうか?」みたいな問いかけに、一緒に楽しんでノッてくれる人がいたら幸いです。
| 副部長から一言 |
ワークショップ部・副部長の上牧晏奈です。
さっそく部長が言ったことと少し違うことを言います(!!)。私は、人が集まれば結構な確率で面白い感じになるし、集まって演劇などを作ろうものなら結構な確率で面白いことになると、なんとなくですが思っています。でも、絶対面白くなるかというとそうではないとも思います。「あの人、思いついていることはあるのに自信がなくて言えていなそうだな」「(即興劇のワークをしているとして)自分がウケるためのセリフを言おうと頑張っているけれど、他の人のセリフをあまり聞いていないな」など、惜しい場面に出会うことがあるからです。参加して良かったなと思うワークショップには、自信のなさや虚栄心が自然にほどけていくような仕組みや声かけがある気がしています。家や学校や職場などで背負っているいろんなことを一旦集まった場所の隅において、目の前で起きていることを楽しめる、そんなワークショップのために何が必要かを”私は”考えてみたいです。
何が言いたいかと言うと、1つのワークショップ(美濃加茂市で行う・演劇の方法を用いた)を作ることを通して、それぞれの考え事をすればいいじゃん!って私は思っていますということです!
あなたはどんなワークショップをやってみたいですか?
一緒に考えたりやってみたりできたら嬉しいです。
申込方法
※9月25日 (金) 23:59 〆切
企画
部長:山本健介(やまもと けんすけ)
1983年生まれ、埼玉県出身。脚本家。早稲田大学第二文学部卒業。2007年にThe end of companyジエン社を旗揚げ。以降ジエン社の全作品の脚本と演出を務める。2016年『30光年先のガールズエンド』にて第60回岸田國士戯曲賞最終候補にノミネート。現在は映画脚本など中心に活動中。
2026年3月に、どらま館Laboとして『永遠幼稚園』をGCCcommonroomにて上演。

副部長:上牧晏奈(うえまき あんな)
1996年生まれ、北海道育ち。脚本家。早稲田大学文学部卒。在学中はお笑い工房LUDOと劇団森に所属。2018年に”演劇ユニットもちもち”を旗揚げし、現在は”もちもち”として活動中。最近は、たまに保育士として療育の仕事をしながら「遊びとケアとしての演劇」や「ケアとコメディー」について考えています。

運営事務局
早稲田大学 文化推進部 文化企画課(林雄一郎基金プロジェクト)
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