
こんにちは、どらま館制作部の小林創(こばやしそう)です。
どらま館では、制作部スタッフが自分の興味関心に基づいて企画を立案し、さまざまな「制作部スタッフ企画」を実施しています。
2026年の夏から、「どらま館エコロジー」という連続企画をはじめています。
どらま館エコロジーは、都市環境の生活圏内でも日々実践できそうな穏やかなエコロジー活動を探索する試みです。
エコロジーとは?
元来は、生物と生物の関係、生物とそれを取り巻く無機的環境との関係を研究する生物学の一分野でした。しだいに自然科学から、環境倫理思想や環境保護運動をうながす判断の支柱としても扱われるようになります。現在では、人間の経済活動によって引き起こされた生態系の危機(化学物質汚染、地球温暖化、森林破壊・砂漠化、種の絶滅、その他の地球規模での環境問題)に対する、さまざまな文化的・社会的な活動を総称する言葉としても広く受けいれられています。
人類の諸活動による地球環境への負の影響にはどめがかからない「人新世」に生きるわたしたちには、いまや生活単位でのふるまいの見直しがもとめられています。
ごみの分別や水の使用、交通手段、何を身に着けようか、食べようか……真っ先に選び方を変えようとすると何だか身体がこわばってしまいます。それでも「少しずつでも変えていけるところはないだろうか」と気になる方はいらっしゃるのではないでしょうか。
生活だけではなく、演劇や舞台表現の場もまた、例外ではありません。バラシで発生する大量のごみの行き先や、使用する電力の出どころまで視野を広げて、創作に当たることもこれからは大切になってくるでしょう。
けれどもひとりではなかなか調べるまでの障壁が高いうえに、考え直す機会をどうやって見つけたらいいのかもわからない。学生演劇に参加していたときのわたしもそのひとりでした。
この企画では、アカデミックな専門知識や、特別な語り口はもとめません。また表現活動に携わっていなくても、まったくかまいません。
いきなり「地球」や「気候」と主語を大きくするのではなく、歩きなれた道、通勤・通学で眼にしている建物、よく口に運ぶ食べものや飲みものに関心を向けてみましょう。
エコロジーの視点をもったつくり方を学びなおし、ひとりではなかなか踏み切ることのむずかしい環境活動の一歩目を、数多の表現活動の交差点となっているどらま館で実践する機会にしたいと思います。
ラインナップ
第1回 「ごみ箱を観察する」2026年08月16日(日): 終了
第2回 「水再生センター見学」2026年10月21日(水):14時~16時
seson2 coming soon……
読書会や見学会などさまざまな企画を予定しています。
担当者
小林 創(こばやし そう)

2003年生まれ。荒川沿い在住。早稲田大学文学研究科フランス語・フランス文学コース修士課程1年。劇団木霊出身。関心のある領域は環境詩学、エコクリティシズム、マルチスピーシーズ人類学。ものや生きものとの関係を結びなおす手立てを探している。
ガイドライン
本イベントは『早稲田大学におけるハラスメント防止に関するガイドライン』および『どらま館主催イベントにおけるコミュニケーション・ガイドライン』に則って開催いたします。
以下のリンクから書面を開き、ご参加の前にご一読いただきますようお願いいたします。












