図書館資料電子送信サービス
Electronic Document Delivery Service(e-DDS)を
11月26日より試行します
このサービスは、早稲田大学の学生・教員等の研究を支援するために、本学図書館所蔵の資料の一部分をPDFファイルで提供するものです。
- 本サービスは有料です。著作権法第31条第5項に基づく補償金と、事務手数料の全額は利用者自身のご負担となります。図書館からの補助はありません。詳細は、以下の「4.料金・支払い方法」にてご確認ください。
- 本サービスで用いる送信ファイルの解像度は、200~300dpi 程度となります。原則、カラーのPDFファイルで提供します。また、全ページに不正利用予防の透かしが入ります。
- PDFファイルにOCR(文字認識)処理を行いません。そのため、ファイル内の文字や数値などはテキストとして認識されません。文字列の検索やコピー・ペーストなどはできません。ご参考:サンプル
- ご利用にあたり、本サービスの利用規約をご確認のうえ、同意していただく必要があります。
- 新聞の縮刷版や、厚みのある資料や紙質によって、文字が読みづらかったり、とじ込み部分が不鮮明になる場合があります。可能な限り丁寧に複写しますが、画質の不均一や資料の汚れなどによる再作成は行いません。
1. サービス内容
本サービスでは、早稲田大学図書館が所蔵する図書、雑誌、新聞、マイクロ資料などの資料の一部分(著作権法の範囲内)をスキャンし、PDFファイルとして提供します。
- 利用目的は、ご本人による「調査研究」に限られます。
- 著作権法により、資料の提供は一人につき一部のみと定められています。
- 提供されたPDFファイルを、第三者に提供したり、ゼミや研究室内で共有したり、転載したりすることは、著作権の侵害行為となりますので、お控えください。
2. 利用対象者
早稲田大学に所属する常勤教職員・大学院生で本学図書館の利用資格がある方で、かつ利用規約に同意した方を対象とします。
- 常勤教職員:
教授、特任教授、准教授、講師(専任)、教諭、助教、研究助手、助手、特任研究教授、卓越教授、教授(任期付)、准教授(任期付)、 講師(任期付)、インストラクター(任期付)、上級研究員、主任研究員、次席研究員、上級研究員(研究院教授・研究院准教授・研究院講師)、主任研究員(研究院准教授・研究院講師)、次席研究員(研究院講師)、次席研究員(研究院助教)、専任職員、常勤嘱託 - 大学院学生(非正規生を含む)
※試行期間の利用状況に基づいて、今後対象が拡大される可能性があります。
3. 対象資料等
図書、 雑誌、 新聞、 マイクロ資料 。ただし、以下の「サービス対象外資料」を除く
サービス対象外資料
以下に掲載するのは一例です。このほかにも資料の劣化が激しいなど、電子化に適さないと判断された場合、提供できないことがあります。
- 一般社団法人図書館等公衆送信補償金管理協会(SARLIB)から除外資料として指定されたもの
- 楽譜の出版物、 地図の出版物、 写真集、 画集
- 発行後 1 年以内の雑誌記事
- 貴重書・古書・明治期図書
- 大型本、 CD-ROM などの電子媒体資料
- 国際文学館、 教育学部 数学資料室、教育心理学資料室、地球科学資料室、 文学学術院の論系・コース室に配架されている資料
- 「国立国会図書館 図書館向けデジタル化資料送信サービス」で公開されている資料
- 著作権保護期間を過ぎた資料
4. 料金・支払い方法
お支払いは、校費払いまたは私費払いとなります。申請時にご指定ください。
私費払いの場合、図書館より請求書を発行しますので、料金をお振り込みください。
振込手数料は利用者がご負担ください。
本サービスにおいて、以下の(1)と(2)が必要となります。
(1) 一般社団法人図書館等公衆送信補償金管理協会(SARLIB)が定める補償金規程に基づく補償金
(2) 事務手数料
料金の目安は下表のとおりです。
(1) 補償金

上記に消費税が加算されます。
2 頁目以降 1 頁ごとに 100 円 かかります
見開きの場合は2頁分の額となります。片側のみを指定する場合はページ番号を明記してください。
(2) 事務手数料
例:
本体価格が2,000円で100頁ある図書のうち、10頁分の申請があった場合
(1) 補償金
2,200円 [2000(本体価格)÷100(総頁)×10(申請頁)*×10(係数)×1.1(消費税)]
*1ページ1スキャンと仮定して計算
(2) 事務手数料
550円 [20(コピー料金)×10(申請頁)+350(基本料金)]
=合計2,750円
5. 申請回数とページ数の上限について
本サービスの申請は、2週間に1回を目安としてご利用ください。1回の申請につき、最大5件まで申し込み可能です。
- 原則として、1件あたり最大50ページ、合計で250ページまでが上限です。
- ただし、1件の著作物につき、それぞれ著作権法で定められた範囲内(2分の1を超えない範囲)でご指定ください。
雑誌については発行後1年間経過していないもの、新聞については最新号のものは対象外です。 - 申請件数の上限を超えるご希望がある場合には、申請前にご相談ください。
- 対象となるページ数が多い場合や、資料の状況が良くない場合には、ご提供までに時間がかかることがあります。
- 受取日の指定など、お急ぎの依頼には対応できませんので、あらかじめご了承ください。
6. 申請方法
本サービスの利用規約をご確認のうえ、ご同意いただける方は、以下の申請フォームよりお申込みください。
7. お問い合わせ
digital-doc-info(a)list.waseda.jp
- (a)を@に変換して送信してください。
- ご所属と氏名を必ずご記入ください。
- 本人確認のため、Wasedaメール(waseda.jpドメイン)からメールをお送りください。
- 本サービスに関するお問い合わせへの回答は時間がかかる場合があります。








