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バロン・サツマが来たァ!<薩摩治郎八関連資料受贈記念展示>

280期間 : 2012年03月23日(金)~2012年05月24日(木)
会場 : 総合学術情報センター2階展示室
時間:10:00~18:00 *日曜・祝日は閉室。
3月25日(日)・4月1日(日)は開室(~17:00)
5月1日(火)・2日(水)は閉室。


 みなさんは「バロン・サツマ」をご存知ですか?

薩摩治郎八(1901―1976) は東京駿河台の豪商の家に生まれ、早くに渡欧し、パリを拠点として戦前のフランス社交界で華々しく活躍、莫大な私財を現地で活動する多くの文化人や日本か ら彼の地に渡る人々の支援のために費やしました。今日も残るパリ国際大学都市日本館も彼が創設したと言っても過言ではありません。「バロン・サツマ」と は、そんな治郎八の破天荒にも見える振る舞いに与えられた「称号」と言ってよいでしょう。近年、複数の評伝が刊行され、あらためてその生涯に注目が集まっ ています。

このたび、その遺愛の品々や原稿、写真等の関連資料が、治郎八の令閨、薩摩利子様より早稲田大学図書館に寄贈されました。利子 夫人は治郎八のことを文字通り手足となって支えた方で、その深い愛情のこもった資料をご寄贈いただけることは大変にありがたく、あらためて篤く御礼申し上 げるとともに、責任の重さを痛感しております。

早稲田大学は今「国際化」、「真の国際人の育成」といったことに力を注いでいます。言葉で 言うのは簡単ですが、実際に個々人が何を為すべきか、大学はどういった教育を為すべきか、簡単な答えは無いのかもしれません。そんな時、治郎八の生き方を 振り返ってみると、それはまさに「真の国際人」であり、日本の「国際化」を具現化する生き方であったといえるのではないでしょうか。
本展覧会を通じて、日欧の架け橋となった薩摩治郎八、バロン・サツマの刺激的な生涯に触れてみてください。

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