2021年度はコロナ禍の影響が依然として大きく、東京都は年度前半のほとんどが緊急事態宣言下という状況でした。その一方で、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催、新型コロナワクチン接種の普及拡大など、少しずつですが明るい兆候もあり、Withコロナ時代の新しい生活様式が定着しつつあります。
今回のフォーカスでは、2021年度公開の記事の中から、たくさんの方に読んでいただいた人気記事トップ10(※)を発表します。未読の記事があれば、ぜひこの機会に読んでみてください。
※2021年4月1日~2022年1月14日公開記事を対象に、1月16日までのPV数(閲覧数)を集計。
2021年度の早稲田ウィークリー通常更新は今週が最後です。今年度もご愛読いただきありがとうございました。2022年度春学期の読者モニターも募集を開始しています。詳細はこちらからご確認ください。
ランキング
- 第1位 夢は母国の教育相 インドネシアと日本をつなぐ留学生インフルエンサー(10月12日)
- 第2位 人生は想定外の連続 テレ東・相内優香アナが早稲田でMBA取得を目指す理由(4月27日)
- 第3位 金縛りにあわないためには?(4月15日)
- 第4位 渋沢栄一と大隈重信(9月24日)
- 第5位 大学院って実際どんなところ? 院生が伝える充実の学生生活(6月7日)
- 第6位 競走部“令和の早稲田三羽がらす”最後の箱根に懸ける思い(12月13日)
- 第7位 レスリング部・須崎優衣 早大生としての誇りを胸に東京2020大会で「金」を取る(7月13日)
- 第8位 コロナで変わった? キャンパスとオンラインで揺れる人間関係(5月10日)
- 第9位 コロナ禍で学生生活が一層充実 「環境を生かせるか否かは自分次第」(4月1日)
- 第10位 PowerPointスキル学生日本一 好きを極める学生生活(4月6日)
第1位
【ぴーぷる】夢は母国の教育相 インドネシアと日本をつなぐ留学生インフルエンサー
(2021年10月12日公開)
活躍する早大生を紹介するコーナー「ぴーぷる」から、YouTubeチャンネル「Nihongo Mantappu(日本語・マンタップ)」で、741万人ものチャンネル登録者数(2021年9月21日現在)を持つ、インドネシア出身で基幹理工学部4年のジェロームポリンさんの記事が堂々の第1位。米国の経済紙『フォーブス(Forbes)』が表彰する「アジア各国で活躍する30歳未満の若者たち」にも選出されたインフルエンサーへのインタビュー記事は、多くの読者を獲得しました。英訳記事も多くの方に読まれています。
読者モニターの声:「ジェロームさんの行動力の高さと、使命感の強さに大きな刺激を受けました。自身の経験を生かして、インドネシアにおける日本語の普及のためにYouTubeを手段に選び、単に語学を教えるだけでなく日本文化の伝達もしていることを知り、日本人として大変ありがたく感じました」(先進理工学部・2年)
第2位
【ぴーぷる】人生は想定外の連続 テレ東・相内優香アナが早稲田でMBA取得を目指す理由
(2021年4月27日公開)
「ぴーぷる」コーナーから、『Newsモーニングサテライト』(テレビ東京系列)のメインキャスターとして活躍される一方で、大学院経営管理研究科(早稲田大学ビジネススクール)の学生でもある相内優香さんへのインタビュー記事が第2位。MBA取得を目指したきっかけや、学び続けるモチベーションなどについて語っていただきました。
読者モニターの声:「現役のアナウンサーも時間を合わせて勉強することができる大学はすごいなと思います。学んだ知識などをすぐお仕事に直結させることができるのはいいなと思いました」(国際教養学部・2年)
第3位
【杜の相談室】金縛りにあわないためには?
(2021年4月15日公開)
学生の悩みや相談に応えるコーナー「杜の相談室」から、金縛りのメカニズムや対策方法を科学的に分析した記事が第3位。「最近よく金縛りにあいます。どうすれば解消されるでしょうか」という学生からの相談に、早稲田大学保健センターの保健師が解説しました。同じような悩みを抱えている学生は多いようです。
読者モニターの声:「私もよく金縛りにあったり、変な夢を見たりするので、この情報はとても役立ちました。そして、何においても一方的に体質のせいにするのはやめようと思いました」(国際教養学部・3年)
第4位
【オピニオン】渋沢栄一と大隈重信
(2021年9月24日公開)
新1万円紙幣の顔であり、2021年NHK大河ドラマ『青天を衝(つ)け』の主人公として描かれるなど、いまや時の人と言える渋沢栄一と、早稲田大学の祖・大隈重信の関係性について、真辺将之教授(文学学術院)が解説した記事が第4位。両者の歴史的、社会的背景も含めて、多くの方々に興味を持っていただけたようです。早稲田ウィークリーでは、「早稲田に歴史あり」のコーナーでも、「早稲田大学と渋沢栄一」(第1回・第2回)として渋沢栄一を取り上げています。
※「WASEDA ONLINE」(2021年7月26日掲載)からの転載です。
第5位
【フォーカス】大学院って実際どんなところ? 院生が伝える充実の学生生活
(2021年6月7日公開)
タイムリーなトピックを特集するコーナー「フォーカス」から、ベールに包まれた大学院での研究や生活、進学のきっかけ、将来の展望など、現役大学院生3名の「生」の声を集めた記事が第5位。記事の最後には、大学院に関する質問集も掲載しています。これを機に進学を検討してみてはいかがでしょうか?
読者モニターの声:「日本の大学生の多くは就職のため、大学院に進まないことが多いですが、今回の特集で大学院進学を将来の選択肢の一つとして考えることができました」(国際教養学部・3年)
第6位
【フォーカス】競走部“令和の早稲田三羽がらす”最後の箱根に懸ける思い
(2021年12月13日公開)
毎年恒例の箱根駅伝特集が第7位にランクイン。競走部駅伝主将の千明龍之佑選手を皮切りに、中谷雄飛選手、太田直希選手(いずれもスポーツ科学部4年)へインタビューを実施。同日に公開された、未来のエース候補対談も多くの方に読まれました。次回の箱根駅伝は予選会からのスタートになりますが、今年も競走部の活躍に注目しましょう!
読者モニターの声:「箱根駅伝が大好きなので毎年楽しみにしている記事です。今回はトップレベルの選手が3人もいてとても楽しみです。沿道での観戦自粛は辛いですが、画面越しに声援を送りたいと思います」(スポーツ科学部・2年)
第7位
【ぴーぷる】レスリング部・須崎優衣 早大生としての誇りを胸に東京2020大会で「金」を取る
(2021年7月13日公開)
記憶に新しい真夏の東京2020オリンピック競技大会。女子レスリング・フリースタイル50キロ級の金メダルを圧倒的な強さで勝ち取った、スポーツ科学部4年の須崎優衣さん。大会前に抱負を語ってもらったインタビュー記事が第6位。見事に有言実行を果たした須崎さんに大きな注目が集まり、大会後も継続して読まれました。
読者モニターの声:「新聞で須崎選手が開会式の旗手を務められるというニュースを拝見していました。オリンピック内定までに多くの困難があったことを知り、自分の努力と周囲の支えで這い上がったエピソードに感動しました」(スポーツ科学部・2年)
第8位
【フォーカス】コロナで変わった? キャンパスとオンラインで揺れる人間関係
(2021年5月10日公開)
コロナ禍により、人との心理的・物理的距離を感じるようになった人も多いのではないでしょうか。そうした状況で人間関係に見られた変化とは何か、現代社会の人間関係、孤立などをテーマに研究する石田光規教授(文学学術院)へのインタビュー記事が第8位です。新しい生活様式に戸惑う学生の気持ちに寄り添う内容でした。
読者モニターの声:「共感しか無い。(中略)つらいもんはつらいんだってことを、誰かに分かってほしかった。でも、この記事はそれを分かってくれる。また、自分が今まで『友人を作らなきゃ』と必死になっていたことにも気付かされた。焦らず、人間関係を構築していきたいと思う」(先進理工学部・3年)
第9位
【ぴーぷる】コロナ禍で学生生活が一層充実 「環境を生かせるか否かは自分次第」
(2021年4月1日公開・2021年度入学記念号)
自身が設立した「学生団体OPEN」の活動をはじめとして、この1年でさまざまな企画を実行し、朝日新聞などのメディアにも取り上げられた、法学部5年の上羽友香さんへの取材記事が第9位。「早稲田大学は『やってみたい!』を実現するには最高の環境」という先輩からのメッセージは新入生にしっかり届いたようです。
読者モニターの声:「コロナ禍においてはたくさんのイベントや活動が制限されていますが、それを理由にせずに自らいろいろな活動を起こしているのに感心しました」(国際教養学部・2年)
第10位
【ぴーぷる】PowerPointスキル学生日本一 好きを極める学生生活
(2021年4月6日公開)
MOS世界学生大会2020日本代表選考にて優勝、早稲田学生文化賞を受賞し、学内外で活躍する大学院人間科学研究科修士課程1年の小宮山正晴さんへのインタビュー記事が第10位。パソコンスキルや研究内容、そして深い早稲田愛に迫りました。「大好きな早稲田を通じ、学んだことを社会のために生かしたい」という力強い言葉が印象的でした。取材後の2021年11月に開催された、MOS世界学生大会2021では世界一に輝きました。おめでとうございます!
読者モニターの声:「PowerPointという普段聞きなじみのあるソフトに引かれて読み始めましたが、手段を極めて使いこなすことで、さまざまな可能性が広がることが分かりました」(政治経済学部・1年)
秋学期の通常更新は1月21日(金)までとなりますが、春休み期間中も不定期で記事を公開します。3月25日(金)には卒業記念号として、総長挨拶や校友会の紹介記事、「先輩に乾杯!」を公開予定。2022年度春学期は、4月1日(金)からの更新を予定しています。進級する方も、卒業する方も、皆さん引き続きお楽しみに!
▼2022年度春学期の学生読者モニターを募集しています。