The Hirayama Ikuo Volunteer Center (WAVOC) 早稲田大学 平山郁夫記念ボランティアセンター(WAVOC)

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熊本地震復興支援ボランティア<熊本学生稲門会有志便>報告

熊本地震復興支援ボランティア<熊本学生稲門会有志便>報告

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倒壊した家屋の瓦を片づける

期間 2016年8月3日(水)〜8月5日(金)
活動地 熊本県熊本市
参加人数 熊本学生稲門会 5名

2016年4月中旬に九州地方において大きな地震が発生しました。
特に被害が大きかった熊本県の熊本市や益城町を現地調査のうえ、熊本県出身の早大生で構成されている熊本学生稲門会の有志がWAVOCの支援でボランティア活動を行いました。
※WAVOCが行った熊本地震復興支援ボランティアの活動報告はこちら
<第1便報告> <第2便報告> <第3便報告>

<活動内容>

熊本市災害ボランティアセンターでの活動(センター運営スタッフ)
【受付】整理券を受け取った一般ボランティアの受付を新規・継続の二種別に分かれて受け付ける。新規の中にはボランティア保険未加入の者もいるので、その加入手続きも行う。新規のボランティアが多く、県外からの参加がほとんどだった。
【資材】マッチング班からそれぞれの活動隊の必要資材が記入された表をもとに資材の準備、活動隊リーダーと確認後、貸し出しを行う。活動内容によって資材の数の増減調節をし、臨機応変に対応する。活動隊がセンター帰投時に資材の返却を受ける。
【総務・総合受付】熊本市災害ボランティアセンターへの電話での問い合わせや整理券配布に間に合わなかった人への対応をする。その他、ボランティア活動証明書と災害派遣等従事車両証明書(高速道路減免申請書)の発行を行う。夏休み期間に入って、はじめて熊本市災害ボランティアセンターに来た方も多く、数件の高速道路減免申請もあった。
【ニーズ】電話で被災者からボランティア派遣依頼を受け付ける。その後、現地調査が完了したニーズの派遣可否を依頼者に連絡する。また、しばらくの期間依頼者と連絡がとれていない案件やボランティア派遣日時が決まっていない案件などを一つ一つ連絡をする。センターが休みのお盆期間(8/13〜8/18)の直前で8/19からは金・土・日のみの活動となっていたので、12日までに依頼を完了できるよう心がけて案件の対応に当たっていた。

運営スタッフとしてボランティアを支える

運営スタッフとしてボランティアを支える

【8月3日(水)】
7:15  熊本市災害ボランティアセンター集合
7:30    運営スタッフ朝礼
8:00 一般ボランティア整理券配布開始
8:30 一般ボランティア受付開始
10:00  一般ボランティア送り出し完了
10:15  南区城南町の個人宅における瓦の片付けのニーズで、先行隊から人員を追加してほしいとの依頼を受け、全員が追加隊としてセンター出発
14:50 城南町個人宅での作業を終え、センター到着
16:30 運営スタッフ終礼
16:45 早大生参加者終礼ミーティング
17:00 解散

【8月4日(木)】
7:15 熊本市災害ボランティアセンター集合
7:30 運営スタッフ朝礼
7:45 整列している一般ボランティアが充足人数に達したため、整理券を予定時刻より早めに配布
8:20 一般ボランティア受付開始
16:30 運営スタッフ終礼
16:45 早大生参加者反省ミーティング
17:00 解散

【8月5日(金)】
7:15  熊本市災害ボランティアセンター集合
7:30 運営スタッフ朝礼
8:00 一般ボランティア整理券配布開始
8:30 一般ボランティア受付開始
9:45 一般ボランティア数が充足人数に達しなかったため、2名が中央区水前寺の個人宅の片付けの現場へ
10:00    一般ボランティア送り出し完了
16:30 運営スタッフ終礼
16:45 早大生参加者ミーティング
17:00 解散

<参加学生の声>

・今までは災害ボランティアは、片付け等の現場仕事が全てというイメージが運営スタッフとしての活動を経て一転した。ニーズ班で活動して、全体を把握することの大切さを実感した。
・意外にもボランティアの依頼が絶えず、この先も一定数のボランティアの必要性を感じた。
・息の長い活動をしてくれるボランティアがいるからセンターが成り立っている部分はある。学生もそのような存在になれるのでは。
・WAVOC第1便から長く活動することができて、多くの方々への感謝の気持ちでいっぱい。これまでの活動を通して、首都直下地震などこれから起こりうる災害に備えて、学生災害ボランティアを養成すると良いと思った。災害ボランティアはデリケートな活動で、周到な準備が要ると改めて実感した。
・全国各地からの復興の思いを実感できて嬉しく思った。今回の活動から、災害ボランティアの必要性を感じた。現場での活動から、お年寄りなど、支援を訴えることが難しい人たちの声をどう聞いていくかが考えていくべきだと思った。

WAVOCでは、ボランティア活動に際して 事前学習・ふりかえり等を行うことによって、 地域に貢献する活動が参加学生の成長にもつながるようサポートしています。

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