WAVOC熊本地震復興支援ボランティア<第3便>報告
期間 | 2016年6月17日(金)~19日(日) |
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活動地 | 熊本県熊本市 |
参加人数 | 12名(うち早大生10名、教職員2名) 引率者:高崎光大、信野伸子 |
2016年4月中旬に九州地方において大きな地震が発生しました。
特に被害が大きかった熊本県の熊本市や益城町を現地調査のうえ、WAVOCもボランティアを派遣することとし、今回3回目の活動を行いました。
1回目、2回目の活動報告はこちら <第1便報告> <第2便報告>
<作業内容>
【6月17日(金)】
16:25 羽田空港出発
18:15 熊本空港到着、益城町を経由し高速道路を利用して熊本県玉名市蓮華院誕生寺(宿泊所)へ
21:00 ミーティング
24:00 消灯
【6月18日(土)】晴れ
5:00 起床
6:00 宿泊所を出発
7:10 熊本市災害ボランティアセンターに到着。本部運営の各役割に配置される。
熊本市災害ボランティアセンターの本部補助(総務・ニーズ。マッチングなど)をメインに活動
①総務2名 …ボランティア証明書発行などを行う。締め切り後のボランティア希望者への対応も行う。
②ニーズ1名 …被災者からの派遣要望に対応。
③受付1名 …一般ボランティアの受付を行う。
④誘導2名 …一般ボランティアが作業場所に行く際、ジャンボタクシーや市電、バスの場所を案内する。
⑤オリエン1名 …受付したボランティアに対して注意事項などを説明する。
⑥マッチング2名 …その日のニーズとボランティアをマッチングして、作業内容や必要な用具、注意事項を伝える。
⑦資材3名 …マッチングの際に、作業に必要な資材をヒアリングして用意する。
⑧通訳1名…必要に応じて(兼務)。
8:00 全体朝礼、その後各役割に分かれミーティングを行う
9:00 一般ボランティア受付開始
10:00 急遽、白川小学校から派遣依頼があり、避難場所として使用していた校舎の後片付けを行う。
11:40 グランドピアノを舞台に戻す作業、天然重層を使用した泥の掻き出し、デッキブラシによるコンクリート床清掃、体育館周辺のゴミ拾いを行い20日(月)から完全に小学校としての機能を取り戻せる状態になったため作業終了。
11:00 ボランティアセンターでのマッチング、送り出し終了
*送り出し終了後は、適宜戻ってくるボランティアの受入や活動報告や資材返却など対応をした。
16:30 全体終礼、各グループミーティングをして活動終了
19:30 宿泊所着、振り返りミーティング
23:00 消灯
【6月19日(日)】大雨
5:00 起床
6:20 宿泊所出発
7:20 熊本市到着、熊本ボランティアセンターに到着。被災した熊本城周辺を見学。大雨のためボランティア活動は中止となった。
8:00 主に総務において、電話対応。医療専門者のデータ入力作業。また、ボランティアセンターに来た人に活動中止のお知らせ対応、センター内水たまりの水出しなどを行う。
10:00 総務の仕事終了
14:45 熊本空港出発
16:25 羽田空港到着
<活動を終えて>
<参加学生の声>
・テレビで見たより被害が大きいこと。そしてひとりひとりの力は見えないが、集まると強い力になると感じた。
・被害にあった現場に行きがれきを撤去することだけが災害ボランティアではないということがわかりました。
・運営の方やボランティアの方の話を通して、情報周知の難しさを感じました。。
WAVOCでは、ボランティア活動に際して 事前学習・ふりかえり等を行うことによって、 地域に貢献する活動が参加学生の成長にもつながるようサポートしています。
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