WAVOC主催オンラインセミナー 「コロナ禍を生きる社会問題、コロナ禍でやるボランティア」振返りレポート
早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンターは、2020年10月3日(土)から4週にわたってオンラインセミナーを開催いたしました。
オンラインセミナーには延べ200人を超える方にご参加いただきました。
当日は、当事者や現場で活動されている方々をゲストとしてお招きし、WAVOC教員がモデレーターとなって
新型コロナウイルスが猛威を振うなか、社会問題を取り巻く状況はどのように変化しているのか、これからは
どんな支援やボランティア活動がありうるのかを議論しました。
連続セミナーの要旨および当日の模様をテキスト化したものを掲載いたしますので、是非、ご覧ください。
【松居所長挨拶】
早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター(WAVOC)では、2020年10月3日から4週にわたってオンラインセミナー「コロナ禍を生きる社会問題、コロナ禍でやるボランティア」を主催いたします。
WAVOCは、これまで15年あまりに渡って、大学生たちのボランティアや社会貢献活動を支援してきました。
早稲田大学としても、ボランティア活動は、社会への貢献のみならず、大学生の教育としても大変重要な活動と位置付けています。特に、近年、早稲田大学が目指す教育目標、「人間的力量」の向上に向けた、ひとつの柱となる活動でもあります。
しかしながら、今年度は、コロナ禍において学生たちのボランティア活動がこれまでのようにできていません。安全を重視し、国内外のフィールドでの活動や多くの人を集めての発信活動が制限されているからです。そうした中で、WAVOCの教員たちが、コロナ禍でもできる社会への発信活動として「オンラインセミナー」を計画いたしました。
本セミナーは、WAVOCの教員たちの持つ専門性やネットワークを生かし、今、コロナ禍においてボランティアに関連して起きている事柄について最前線で活躍する方たちと対談するという形になっています。そのテーマは、「障がい者アスリート支援」、「越境するブータン人支援」、「ホームレス支援」、「被災者支援」になります。
現在、コロナウイルスは、世界中の人々に過酷な困難をもたらしています。その中でも、もともと社会的に弱い立場に置かれるこうした人たちに、今、何が起きているのでしょうか。ゲストの方々には、支援の現場に身を置く立場から、その現実を伝えていただけることを期待しています。そして、学生たちとボランティア活動をしてきた教員とともに、「私たちが知るべきこと。私たちがやるべきこと」をともに深める機会なればと願います。
本セミナーに参加していただけた方々にとっても、この機会を通じて「自分は何ができるか」について、
その可能性を積極的に議論していただけますと幸いです。
日程 | テーマ | 内容 |
第1回 10月3日 | 「障がい者アスリート」 | 要旨 ・ セミナーレポート(テキスト) |
第2回 10月10日 | 「越境するブータン人」 | 要旨 ・ セミナーレポート(テキスト) |
第3回 10月17日 | 「ホームレス」 | 要旨 ・ セミナーレポート(テキスト) |
第4回 10月24日 | 「被災者支援」 | 要旨 ・ セミナーレポート(テキスト) |