2月25日、3月3日に協力ゲームの著名な研究者であるRene van den Brink教授、Zhengxing Zou准教授、坂東桂介准教授を迎えて大学院生向けゲーム理論ワークショップを開催しました。
3名は既にゲーム理論分野で多くの論文を出版しています。本学でゲーム理論分野の教育活動を牽引するSGUメンバー船木教授による今回のワークショップでは、大学院生向けに自身の既存研究に新たな視点を加えた最新の研究について報告しました。
(1) 2021年2月26日(金) 16:30 - 18:00
報告者 :坂東桂介(信州大学)
題 目: Stability Properties of the Core in a Generalized Assignment Problem
写真上段左から、坂東先生、船木先生
(2) 2021年3月5日(金)
第一部 17:00 - 18:00
報告者 :Zhengxing Zou(北京交通大学)
題 目 :Sharing the Surplus and Proportional Values
第二部 18:00 - 19:00
報告者 :Rene van den Brink (アムステルダム自由大学)
題 目 :Valuation Monotonicity, Fairness and Stability in Assignment Problems
写真上段左からBrink先生、船木先生、Zou先生
ディスカッションタイム 19:00-19:30
2日目講義の後のディスカッションタイムでは、報告者のRene van den Brink教授、Zhengxing Zou准教授を中心に、参加者がそれぞれの部屋に分かれ活発な討論が行われました。
ワークショップの登録者総数は35人、1日目は25名、2日目は26名が参加し、中心となる本学大学院生のみならず、学部学生、ポスドク研究員、教員、さらには他大学から研究員、教員を交えて活発な議論を展開しました。
今後も継続的にこのようなワークショップを開催し、研究者を目指す大学院生への教育と実践の機会が増えることを期待しています。