SGU実証政治経済学拠点はノルウェー中央銀行のJunior Maih教授をお迎えし、「マクロモデルとシミュレーション」と題する計7回の連続ワークショップを開催しました。
Maih教授の専門はマクロ経済学、動学的一般均衡モデルの数値解析、シミュレーション、パラメータの推定に関する分野です。中でもレジームが変化するようなマクロ経済モデルの解析についての世界的な権威です。
今回のワークショップでは、新型コロナウイスル感染症など様々な感染症の数学モデルにおいて幅広く用いられる、完全予見と拡張パスに関するシミュレーションの手法に焦点を当てながら動学的一般均衡モデル(DSGEモデル)、またそのようなモデルを取り扱うMaih教授の開発したRISEツールボックスを中心に解説していただきました。
開催日:10月26日~12月7日(毎月曜日)
参加者:28名
世界中の中央銀行や大学での講演、セミナー等の活動を精力的にこなされる多忙なスケジュールの中、今回本校での特別ワークショップ開催が実現しました。著名なMaih教授にご指導いただける貴重な機会であることで、本学学生のみならず、他大学からも大勢の教員、大学院生が参加し活力溢れる意義深いワークショップとなりました。