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交換留学レポート:ルーヴァン・カトリック大学(ベルギー)【第2回】

2019年10月18日~2019年11月18日, スポーツ科学研究科博士後期課程の大塚 俊さんがスーパーグローバル大学創成支援事業による支援を受け、ルーヴァン・カトリック大学に留学し、Benedicte Vanwanseele准教授の指導のもと、筋力測定や動作解析の実験に参加しました。

以下は大塚さんによるレポートです。

早稲田大学スーパーグローバル大学創生支援事業健康スポーツ科学拠点における学生派遣事業のもと、2019年10月18日から11月18日までの32日間、ベルギーのルーヴァンにあるルーヴァン・カトリック大学(KUL)を訪問した。この訪問の目的は、Benedicte Vanwanseele准教授の指導のもと、その学生やポスドクと交流することや、超音波装置を用いた骨格筋や筋膜などの組織の計測方法を取得することであった。約1ヶ月間という短くも濃い滞在期間の出来事を振り返りたいと思う。

KULは学部によってキャンパスが異なり、私の所属したFaculty of Movement and Rehabilitation Sciencesのキャンパスは街の中央から自転車で15分ほどの場所に位置していた。私の所属する研究室にはバイオメカニクスを専攻する博士課程の学生が6名おり、研究分野の近い学生と、データの解釈や今後の展望について議論した日々は他では得難い経験となった。昼食の時間は他の研究室の学生やポスドクと共に過ごすことが多く、日本とヨーロッパの文化や学生の違いについて語ったことは、楽しく、興味深い機会であった。また、他研究室ではあるが、類似した分野の博士課程の学生の学位審査会にも参加することができた。同世代の研究者が高いレベルの発表を行う姿は、同じく学位審査会を控える私にとって、モチベーションを上げるきっかけとなった。
キャンパス内には筋力測定や動作解析を行うための実験室があり、私も実際に研究室の学生が専門とするランナーを対象とした動作の測定を補助することで、機材の操作方法などを学んでいった。修士学生を対象とした授業にも参加し、目的としていた超音波装置の使用方法や分析方法の習得に向けての基礎知識を教わった。滞在期間の終盤には、実際に超音波装置を用いた欧米人の骨格筋や筋膜などの厚さの計測や、筋力測定を実施し、人種による身体組成の違いを検証する上で重要な知見を得ることができた。
加えて、ブリュッセル自由大学で行われた国際ワークショップに、Vanwanseele准教授をはじめとする研究室のメンバー全員と参加した。自身のセッションで最先端の表面筋電装置を用いてデモンストレーションを行い、また、基調講演にて、バイオメカニクスや神経生理学に関する最新の知見に触れることができた。

自身の実験風景

 

授業での実験風景

ルーヴァンでの生活

お気に入りの場所となったルーヴェン元市庁舎

ルーヴァンでは、短・中期留学生のための学生寮でフランスやイタリア、ガーナなど、幅広い地域からの留学生との共同生活を行った。国籍や学部の異なる留学生達と、共用の台所で毎日のように言葉を交わし、親睦を深めることができた1ヶ月であった。
また、滞在中には週末を利用して、ブリュッセル、アントワープ、ブルージュなどのベルギー各地や、アムステルダムやパリなど、他国の名所を訪れることができた。歴史的な建造物の見学や絵画の鑑賞などを楽しんだひと時はかけがえのないものとなった。様々な国を気軽に訪れることができることは、ヨーロッパへの留学の利点の一つであると思われる。
KULで知り合った学生達と食事に行く機会や、24時間マラソンなどのイベントに参加する機会もあり、短い滞在期間の中で多くの人々と知り合い、交流することができた。今後とも、この街で知り合った人たちと継続的にコンタクトをとり、将来どこかで再会することを期待している。

 最後に

多くの時間を共に過ごした早稲田からのメンバーとお世話になったBavo Meert氏

KULにおいて、指導教員を引き受けて下さったBenedicte Vanwanseele准教授に心より感謝申し上げる。多忙にも関わらず、私がKULでの生活を滞りなく進めるように細やかに配慮して下さり、実験の機会を与えて下さったおかげで、公私共に充実した1ヶ月を送ることができた。研究室のメンバーは、快く実験機材の使用法を教えてくれただけでなく、いつも私のことを気にかけてくれた。彼らがコーヒーブレイクや昼食に誘ってくれたおかげで、研究室内外の学生やポスドクとの距離を縮めることができた。また、海外での実験において最も困難である被験者の募集も、授業で一緒になった修士やインターンの学生が率先して協力してくれたおかげで、滞りなく行うことができた。心よりお礼申し上げる。
最後に、学位口頭審査の直前であるにも関わらず、渡航を認めて下さった川上泰雄教授や研究室のメンバー、受入に際して甚大な協力をいただいたKULのBavo Meert氏をはじめとする大学スタッフの方々に厚く御礼申し上げる。

川上教授、Vanwanseele准教授と研究室のメンバー

 

 

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