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留学生に対する効果的な教育方法とは?

ワシントン大学名誉教授・Sandra Silberstein氏講演会

早稲田大学大学総合研究センターでは、本学教員が授業改善や教授法など、教えることについて意見交換しながら語り合う場として、Faculty Caféというイベントを定期的に開催しています。

2019年11月18日に行われたFaculty Caféでは、他大学の教職員にも開かれた拡大版として、「The Globalizing University: What the Faculty, TAs, and Multilingual Students Report」と題し、アメリカのワシントン大学名誉教授であるSandra Silberstein氏の講演会が開催されました。

ワシントン大学名誉教授であるSandra Silberstein氏

講演挨拶で大学総合研究センター所長でもある須賀晃一副総長は、「本学は、スーパーグローバル大学創成支援事業トップ型に採択され、7学部・14研究科で英語学位プログラムを展開する等、様々な取り組みを通して教職員や学生の国際性・多様性に富んだ教育研究環境を整えてきたが、Silberstein氏のお話からはぜひ、教育改善のヒントをいただきたい」と期待を寄せました。

35年間に渡り英語教授法修士課程プログラムのディレクターを務めてきたSilberstein氏は、2008年以降、ワシントン大学の教員やティーチング・アシスタント(TA)に対してクラス内に留学生がいることのメリットや課題について調査を行ってきました。また、留学生に対しても、自身の学習体験についてアンケートをしてきたそうです。今回の講演会でSilberstein氏は、これらの調査結果をもとに、留学生が必要としている学修支援について語りました。

Silberstein氏は、多くの教員やTAは留学生の受講者が増えることで、授業に新たな視点が加わるメリットが多くあると感じる一方、指導するにあたって多大なプレッシャーを感じていることが判明したと発表しました。「議論に加わらない留学生がいれば、それは積極性に欠けるのか、今までの教育環境と異なるからなのか、あるいは語学力の問題なのかの判断が難しい」、「提出されたレポートで、その内容ではなく、語学にまつわる指導はどの程度行えばよいかが分からない」、そして、「剽窃行為に対する認識が違うため、どのようにして意識を変えるか」等、教員やTAのコメントを引用しながら、ワシントン大学で行なっている工夫について紹介しました。

「ワシントン大学のTargeted Learning Communities (TLC)プログラムは、英語が母国語ではない学生同士が3〜5人のグループとなり、チューター・ファシリテーターとともに週に1回、授業の内容について復習し、長期的な学習グループを構築することを目的として実施されています。また、常にサポートを提供し、段階的に授業課題を与えることを足場かけと言います。足場かけを行うことで、学生の剽窃行為を抑えることができます」と話しました。

講演会終了後、参加したグローバルエデュケーションセンターの坂本麻裕子准教授は、「今回の講演会でSilberstein先生は、何度もライティング・センターの重要性について言及されていました。本学のライティング・センターでも留学生を支援しているので、御講演を通して私たちの役割を再認識できました。また、留学生の中には、完璧な文法でレポートを書きたいという学生もいますが、内容も大切で言語の完璧さだけがレポートで目指すことではないとおっしゃっていました。これらは大学における留学生支援を考える上で大きなヒントになると思うので、ライティング・センターのTAに持ち帰りたい」、とコメントしました。

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