Waseda Goes Global: A Plan to Build a Worldwide Academic Network that is Open, Dynamic and Diverseスーパーグローバル大学創成支援「Waseda Ocean構想」

News

ニュース

国際シンポジウム「次世代のラテンアメリカを形成する政治・経済的要因―東アジアとの比較を交えて―」を開催しました

2019年3月8日、早稲田大学スーパーグローバル大学創成支援事業実証政治経済学拠点は、神戸大学経済経営研究所政治経済学術院現代政治経済研究所早稲田ラテンアメリカ研究所との共催により、ラテンアメリカ(アルゼンチン、ブラジル、メキシコ)と東アジア(韓国、台湾、日本)から専門家をお招きし、国際シンポジウムを開催しました。

シンポジウムは3部構成で行われ、各地域・国が直面する問題について政治学、経済学の立場から研究報告を行い、比較の視座から最近の政治・経済変動を説明する要因についてご講義いただきました。

第1セッション「アジアとラテンアメリカにおける民主的アカウンタビリティへの挑戦」

報告:Jai Kwan Jung教授(韓国・高麗大学)、Enrique Peruzzotti教授(アルゼンチン・トルクアント・ディ・テラ大学)、高橋百合子准教授(日本・早稲田大学)

討論:村上勇介教授(日本・京都大学)

第2セッション「アジアとラテンアメリカにおける政治体制の安定への挑戦」

報告:Chelsea Chia-Chen Chou助教授(台湾・国立台湾大学)、Marcus André Melo教授(ブラジル・ペルナンブーコ連邦大学)、濱口伸明教授(日本・神戸大学)と河合沙織講師(日本・龍谷大学)

討論:Marisa Kellam准教授(日本・早稲田大学)

第3セッション「アジア・太平洋地域における経済統合」

報告:Melba Falck教授(メキシコ・グアダラハラ大学)、桑山幹夫リサーチフェロー(日本・神戸大学)

討論:久松佳彰教授(日本・東洋大学)

各セッションでは、フロアからの質問を交えて活発な議論が繰り広げられました。特に、ポピュリズムの広まりに対する懸念が世界的に広がる現状の下、ポピュリズムの伝統が根強いラテンアメリカに関する報告に対して、活発な議論が繰り広げられました。ラテンアメリカの民主主義を支える思想的潮流であるポピュリズムとリベラリズムとの関係についての論じたPeruzzotti報告に対して、ブラジルのボルソナロ新政権は、米国のトランプ大統領との類似性が指摘されるがポピュリズムと言えるのか等、参加者から質問がなされました。また、韓国における大統領の汚職疑惑と罷免を求める抗議運動に関するJung報告についてブラジル政治との類似性が指摘されるなど、アジアとラテンアメリカの民主主義が共通して直面する政治課題について議論することができました。

本シンポジウムを開催することにより、異なる地域の専門家が結集して、民主主義の危機、中所得国が直面する経済停滞、経済統合の課題と展望、といった共通の研究関心について議論を交わす貴重な研究集会となりました。また、学内外から多数の学生、研究者、実務家、国際機関関係者が参加し、多様なバックグラウンドを持つ来場者と登壇者の間で活発な議論が繰り広げられ、研究成果が果たす学術的、社会的、教育的意義を確認する機会ともなりました。

 

* 本シンポジウムは、科学研究費基盤研究B(課題番号:16H03313)の助成を受けています。

Page Top
WASEDA University

早稲田大学オフィシャルサイト(https://www.waseda.jp/inst/sgu/)は、以下のWebブラウザでご覧いただくことを推奨いたします。

推奨環境以外でのご利用や、推奨環境であっても設定によっては、ご利用できない場合や正しく表示されない場合がございます。より快適にご利用いただくため、お使いのブラウザを最新版に更新してご覧ください。

このままご覧いただく方は、「このまま進む」ボタンをクリックし、次ページに進んでください。

このまま進む

対応ブラウザについて

閉じる