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セミナー「On the Geography of Global Value Chains」を開催しました

2018年12月13日、早稲田大学スーパーグローバル大学創成支援事業実証政治経済学拠点はハーバード大学のPol Antràs教授をお迎えし、「On the Geography of Global Value Chains」と題するセミナーを開催しました。Antràs教授の専門は国際貿易で、特に企業内貿易理論の先駆者として、企業の生産活動の海外アウトソーシングやグローバルバリューチェーン(GVC)について理論・実証両面から研究し、Quarterly Journal of EconomicsやJournal of Political Economy、Econometricaなどの一流紙で多くの論文を発表されてきました。

本セミナーでは、Antràs教授の研究の一環であるGVCの一般均衡モデルの研究について発表していただきました。GVCは分業化された企業の生産活動の国際的な繋がりであり、政策的にも多くの注目を集めています。Antràs教授らはGVCを複数の段階の生産経路と捉え、地理的障壁などのより一般的な貿易コストを考慮した上で、企業が最適な生産経路を選択するモデルを構築して、多国間の一般均衡理論として定式化しました。また、構築したモデルに基づきWorld Input Output Database等の実際の多国間産業連関表データを用いて構造推定を行うことにより、既存研究におけるGVCを考慮しない国際貿易モデルでは貿易によりもたらされる利益が過少に評価されていることなどを示しました。今回紹介されたモデルはまだ改善の必要があるとしながらも、エビデンスに基づいた政策として、貿易政策等においてより厳密な仮想シミュレーションが求められる現在、こうした理論的枠組みが貿易政策などの定量的な評価に有用なフレームワークであることを強調されていました。

今回のセミナーでは、学内外から多くの学生、教員らが参加し、活発な議論が行われました。国際貿易が専門でない参加者とも多くの質疑応答が交わされ、GVCという国際的生産活動の繋がりとその影響への関心度の高さを伺わせました。

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