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選挙科学調査セミナーを開催しました

2018年10月、早稲田大学SGU実証政治経済学拠点早稲田大学 地域・地域間研究機構(ORIS)は、モマール・ジェン博士をセネガルから迎え、選挙科学調査セミナーを開催しました。ジェン博士は、開発援助と選挙科学調査分野の専門家であるだけでなく数学者でもあり、ハーバード大学で経済学と公共政策のための量的分析手法の授業も定期的に行っています。10月1日に開催されたORIS若手国際シンポジウムの他に、二つのセミナーにおいて、ジェン博士は選挙科学調査のツールについて解説し、セネガルの大統領選挙の分析におけるこれらのツールの適用を実証しました。また、選挙科学調査の導入と調査の舞台裏、そして実務家による調査をどのように研究者が補完しうるかについても講演しました。

SGUセミナー「量的分析手法:Statistical Methods Practicum on Election Forensics」

開催日:10月3日

本セミナーでは、最初にジェン博士によりプログラミング言語のAwkを使用したデータクリーニング方法が説明されました。実際のデータをPDFから分析可能なフォーマットに書き換えることが、選挙データ分析において最も重要な最初のステップとなるからです。その後、参加者は実際にAwkを使用しデータクリーニングの実習を行いました。この技術は、選挙科学調査以外の分野でも使用することができます。次にStataを用いて、Digitテスト、得票率分析、Ecological Regressionの説明と実習が行われました。約5時間にわたる長丁場となりましたが、政治学や経済学の分野から10人を超える学生が選挙科学調査の理論を学び、さらに実習により理解度を高めることができました。ある大学院生からは「講演者が共有してくれた技術は実際の選挙を分析する際に大変役立つだろう」という感想が寄せられました。

ORISセミナー「Power in Numbers: Quantitative Methods for Monitoring Electoral Integrity」

開催日:10月4日

本セミナーでは、ジェン博士はまず初めに選挙科学調査の理論を説明し、2000年と2007年のセネガル大統領選挙への応用と分析結果を示しました。選挙科学調査の厳密な説明が行われた一方で、直感的に理解できるような簡潔な説明もされました。セネガル政治における選挙不正だけではなく、2019年セネガル大統領選挙に向けた展望についての言及もありました。Q&Aの時間では参加者から、選挙科学調査の理論や将来起こりうる選挙不正についての多くの洞察に富んだ質問が投げかけられました。また、選挙分析以外での選挙科学調査の技術の応用についての質問も出ました。その質問に対しジェン博士は、開発援助機関による世帯調査データ等の様々なデータの信頼性の検証のためにも、同じ技術を使用することができると回答しました。選挙科学調査の技術的な内容だけではなく、アフリカ社会やアフリカ政治についての議論も行われ、学生や教員にとって多くの知見を得る機会となりました。

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