開催日:2018年10月3日 (水曜日)
開催時間: 13:00 – 18:00 (小休憩含む)
開催場所: 早稲田大学 9号館 558室
講演者:Momar Dieng (Africa Web Services LLC, CEO)
使用言語: 英語(同時通訳無し)
対象:学部生・大学院生・教職員・一般
主催:SGU 実証政治経済学拠点
共催:地域・地域間研究機構
◆参加者はStataがインストールされたパソコンをご持参ください。
◆また、セミナー当日のデータ共有のため、参加者は事前に以下のメールアドレスまでお名前とご所属をお送りください。
takashi-wi▲fuji.waseda.jp (▲を@に変換してご使用ください。)
チラシはこちら
セミナー概要
2019年までの残り3ヶ月内に、約20カ国で選挙が実施予定である。これらの選挙は平和裡、かつ公平に実施されるのだろうか。公平な選挙の特徴を数学的側面から予想することにより、選挙科学調査はこれらの選挙に貢献することができる。今回のSGUセミナーでは、選挙科学調査の分野において使用される統計分析ツールの紹介を行い、Stataを用い実習する。本セミナーでは実際の選挙データを分析し、同時に以下の実習を行う。
- 投票率の分布、および投票率と得票率の関係の調査分析
- Digitテスト (Last digitテスト、Second digitテスト、ベンフォードの法則等)
- Ecological Regression Methodsに基づく選挙間での投票フロー調査
講師プロフィール
Momar博士は、カリフォルニア大学ディビス校にて数学の博士号を所得し、ハーバード大学ケネディースクールにて公共政策・開発援助を学び、ハーバード大学教育研究科にて国際教育政策の修士号を取得している。リベリアの国連開発計画(UNDP)にて上級政策アドバイザー、ハーバード大学・国際開発センターで研究員、セネガル政府の教育大臣の上級アドバイザーを歴任し、世界銀行のコンサルタントを務める。開発援助や教育政策以外にも、統計の専門知識があり、毎年ハーバード大学で、量的分析の講義を行っている。選挙の科学犯罪調査も専門とし、2016年にはアリゾナ大学のBartlett Memorial Lecturerに選出された。