2018年1月11日、早稲田大学SGU実証政治経済学拠点は、早稲田大学高等研究所(WIAS)および早稲田大学地域・地域間研究機構(ORIS)との共催により、中村英俊准教授、日野愛郎教授(政治経済学術院)、Régis Dandoy助教(高等研究所)の企画のもと、国際カンファレンス「West-European politics in 2017」を開催しました。
この国際カンファレンスは、ポピュリスト政党や欧州懐疑主義政党の躍進が懸念される中、オランダ、フランス、イギリス、ドイツ等の主要国で国政選挙が行われたほか、カタルーニャ州の独立をめぐり内外のメディアを賑わせた一年となった2017年の西ヨーロッパ諸国の政治を振り返ることを目的に開催されました。
カンファレンスは「比較研究」「スペインとフランス」「ドイツと関連諸国」の3つのセッションから構成され、セッションごとにそれぞれ4つの論文が報告されました。報告者は事前に準備した5ページの論文をもとに10分のプレゼンテーションを行い、あらかじめ割り当てられた討論者と5分間の討論を行った後、参加者や聴衆を交えて15分のQ&Aを行いました。
いずれの報告も充実した討論が繰り広げられ、2017年の西ヨーロッパ諸国の政治を総括し、新しい年の政治を展望する貴重な機会となりました。
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