このたび、早稲田大学SGU実証政治経済学拠点では、核兵器の脅威と日本及び東アジアの国際関係をテーマとしたシンポジウム・アカデミックリーダーセミナーを開催いたします。
朝鮮人民共和国(北朝鮮)による核兵器開発により、我が国は戦後初めて核攻撃の脅威に直面し、また国際政治のあり方を大きく変えようとしています。本シンポジウムでは、1990年代より一貫して国際政治の理論研究を牽引し、国際紛争や内戦に関する学術研究を刷新してきたジェームス・フィアロン教授(米国ス タンフォード大学)による基調講演のほか、第一線で活躍するジャーナリストや国際情勢に詳しい政治家の方々をまじえてラウンド・テーブルセッションを行い ます。核兵器の出現によって国際政治の本質が変化していると言われているいま、これまでのような勢力均衡を基調とする外交・防衛はどのような影響を受ける のか。日本を取り巻く安全保障環境はどのように変化しているのか。核兵器の脅威は日常生活にどのようなインパクトを与え人々はそれをどのようにに受け止めているのか。純粋な学問的議論に留まらず、核兵器の意義を再考し、現在の国際情勢、とくにアジアにおける米国の関与など政策的にも重要なテーマについて議 論を交わします。
◆日時:2017年7月29日(土)15:30-17:40(受付開始15:00)
◆会場:早稲田大学大隈小講堂
◆言語: 英語(同時通訳なし)
◆対象:学生・大学院生・教職員・一般
◆参加方法:入場無料・事前申込不要
基調講演(15:40-16:25)「国際政治における核兵器の意義とは?」The Nuclear Revolution, International Politics, and the U.S. Foreign Policy
講演者:スタンフォード大学 ジェームス・フィアロン教授
ラウンドテーブル討論(16:30-17:30)
パネリスト:浅尾慶一郎氏(衆議院議員)
安藤優子氏(ジャーナリスト)
道下徳成教授(政策研究大学院大学)
Kenneth Schultz教授(スタンフォード大学)
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◆問合せ:SGU実証政治経済学拠点事務局 03-3208-0347