先進理工学研究科先進理工学専攻(5年一貫制博士課程)4年の岡弘樹さんが、独立行政法人日本学術振興会「第11回(令和2年度/2020年度)日本学術振興会 育志賞」を受賞しました。
◇受賞内容
「水素授受反応に立脚した高密度水素貯蔵を担うレドックス高分子の創出と機能開拓」
令和2年度は、日本の大学または学術団体(学会)の長から推薦された165名の大学院博士課程学生の中から18名が受賞しました。岡さんは、ナノ・エネルギー拠点メンバーの西出教授、小柳津教授の指導を受けると共に、Joint Supervision Programに参加し、ウプサラ大学のMartin Sjödin教授のもとで研究指導を受けました。
日本学術振興会 育志賞について
日本学術振興会 育志賞は、上皇陛下の天皇御即位20年に当たり、社会的に厳しい経済環境の中で、勉学や研究に励んでいる若手研究者を支援・奨励するための事業の資として、平成21年に上皇陛下から御下賜金を賜りました。このような陛下のお気持ちを受けて、将来、我が国の学術研究の発展に寄与することが期待される優秀な大学院博士後期課程学生を顕彰することで、その勉学及び研究意欲を高め、若手研究者の養成を図ることを目的に平成22年度に創設したものです。対象者は、人文学、社会科学及び自然科学の全分野において、大学院における学業成績が優秀であり、豊かな人間性を備え、意欲的かつ主体的に勉学及び研究活動に取り組んでいる大学院博士後期課程学生としています。受賞者には、賞状、賞牌及び副賞として学業奨励金110万円を贈呈します。(日本学術振興会Webページより)