ナノ・エネルギー拠点では2018年12月、バージニア工科大学理学部(College of Science, Virginia Polytechnic Institute and State University)と箇所間協定を締結し、博士学生の共同指導を行うJoint Supervision programを開始しました。
SGU事業の教育国際化の取組みとしてSGUナノ・エネルギー拠点が中心となり、海外大学とのジョイントディグリーを目指した博士学生の共同指導プログラムの実施は、豪モナシュ大学、独ボン大学、韓 高麗大学、瑞ウプサラ大学に続き5校目となりますが、今回は米国州立大学との初めてのケースとなります。
同大学とは、ナノ・エネルギー拠点メンバーがかねてより研究室の博士学生、ポスドクを相互派遣するなど密な交流を続け共同研究に取り組んでおり、2017年度は本学で、2018年度はバージニア工科大学でジョイントワークショップを開催し、プログラム開始に向け教員・学生のマッチングを進めてきました。プログラムの開始により、ナノ・エネルギー拠点における材料化学、エネルギー関連の教育・研究における一層の連携が期待されます。

バージニア工科大学とのジョイントワークショップでのポスター発表
※Joint Supervision Program
博士学生を対象にした海外外大学の教員と本学教員による共同指導プログラム。学生は本属大学と連携先大学にそれぞれに指導教員を持ち、一定期間相手先大学に滞在して指導を受けるなど、双方の教員の協力のもと研究指導が行われます。将来的にはジョイント・ディグリープログラムとしての実施を視野に入れており、学生が相手先大学に滞在する際には科目の履修も行います。プログラムを修了すると、認定証として両大学総長名(または研究科長名)にて修了証が授与されます。