ナノ・エネルギー拠点では2018年8月23日-25日に中国吉林大学、韓国高麗大学と共催で国際シンポジウムを開催しました。
ナノ材料およびエネルギー関連技術の分野での世界ランクの高い高麗大学(QS Engineering-Chemical 43位)および吉林大学(QS Chemistry 100-150位)と連携し共同研究の芽を育成すべく、ナノマテリアルや ユビキタスエネルギーなど材料化学・電気化学に留まらず、生物化学、生命科学関連も含む最新の研究動向を議論を行いました。
本シンポジウムは、早稲田大学グローバルCOEプログラム「実践的化学知」教育研究拠点において発足した高麗大学と早稲田大学との2大学間共同シンポジウムを母体とし、これに高麗大学が独自に交流実績のあった吉林大学が加わる形で2011年に現在の形となり、初回シンポジウムを高麗大学で開催しました。以来、毎年3大学の持ち回りで、第2回を早稲田大学、第3回高麗大学にて実施し、第8回を迎える今年度はナノ・エネルギー拠点主催にて本学で開催しました。両校との長年に渡る協力関係は、教育・研究の国際化を推進するSGU事業の開始によりさらに発展・拡充し、2016年度に高麗大学と博士学生の共同指導プログラム”Joint Supervision Program”を開始するなどの成果に結びついています。