ナノ・エネルギー拠点では、昨年11月にスウェーデンのウプサラ大学理工学研究科(Faculty of Science and Technology)と箇所間協定を締結し、博士学生の共同指導プログラムである”Joint Supervision Program “を開始しました。
教育研究指導の国際化を目的としたJoint Supervision Programの実施は豪モナシュ大学、独ボン大学、韓 高麗大学に続き、4校目となります。
2016年度にウプサラ大学の教員がジョイントアポイントメント制度を利用して早稲田大学に滞在、大学院での教育研究活動に従事しました。それがきっかけとなり、本学博士学生のウプサラ大学へ派遣や、ウプサラ大学教員が本学博士学生の論文審査の副査となるなど、教育研究における協力関係が深まり、博士学生の指導における枠組みを整えることとなり、本プログラムを開始するに至りました。来年度には同プログラムを通じて本学学生をウプサラ大学へ派遣する予定です。

ウプサラ大学教員より指導を受ける本学博士学生
*Joint Supervision Program
博士学生を対象にした海外外大学の教員と本学教員による共同指導プログラム。
学生は本属大学と連携先大学にそれぞれに指導教員を持ち、一定期間相手先大学に滞在して指導を受けるなど、
双方の教員の協力のもと研究指導が行われます。
将来的にはジョイント・ディグリープログラムとしての実施を視野に入れており、学生が相手先大学に滞在する際には科目の履修も行います。
プログラムを修了すると、認定証として両大学総長名(または研究科長名)にて修了証が授与されます。