
バージニア工科大学(VT)の研究活動について紹介するLong教授(Macromolecules Innovation Institute 所長)
ナノ・エネルギー拠点ではバージニア工科大学の使節団(教員4名博士学生2名)を迎え、2017年9月11日(月)に第1回となるジョイントワークショップ“Energy and Natomaterials”を開催しました。
バージニア工科大学とは高分子を研究するグループを中心に、長年に渡り相互に学生・ポスドクの受入・派遣などの交流を続けてきました。SGU事業開始を契機にジョイントアポイントメントによる教員交流、ジョントスーパービジョン等での学生の共同指導など、大学の枠組みを通じたより強固な関係性構築に向け協議を進めたところです。
今回のワークショップでは将来的にエネルギー問題に適用が期待される有機・無機のナノ材料など、より広い分野において、教員・学生のマッチングを図り、それぞれの研究活動について理解を深めることができました。特に双方の博士学生によるポスターセッションでは、教員・学生が次々に発表者に質問するなど、時間を超過して熱心な質疑応答が繰り広げられました。

VT Morris准教授 VT Bortner助教

VT Foster准教授 本学からは若手研究者も多く参加

和やかな雰囲気の中で記念撮影

ポスターセッションは大いに盛り上がり、予定時間をオーバーして質疑応答が続いた
先方使節団の本学滞在中には、先進理工学部研究科長との面談や、実験施設の見学、各拠点メンバー研究室とのディスカッションを行い、今後の具体的な連携可能性を模索しました。また、第2回ジョイントワークショップの実施についても協議、来年秋にバージニア工科大学にて開催が決定し、本拠点メンバーの訪問を予定しています。

若尾先進理工学研究科長と面談 物性計測センターを見学するVT一団