テネシー大学の Kevin Tomsovic教授のもとで教育研究指導を受けた丹野 祐次郎さん(博士1年)の体験談をご紹介します。
滞在先
テネシー大学(アメリカ合衆国)
滞在期間
2024年1月18日~2024年3月19日
滞在先の印象・日本との違い

Kevin Tomsovic教授の授業に参加
研究室:テネシー大学では、学生と教授のディスカッションや交流が非常に活発だった。研究の打ち合わせも頻繁に設けられており、教授からのフィードバックを高頻度に受けられる仕組みは素晴らしいと感じた。
生活面:テネシーは電車が無く、自動車が無いと移動がなかなか大変だった。町は長閑で時間の流れが遅く、道路を横切るリスも見かけることができた。
滞在先での体験談
滞在中は教授の家でホームパーティに参加させていただいた。アメリカのスーパーにも頻繁に連れて行っていただき、アメリカの食生活を存分に楽しむことができた。アメリカへ向かうときに大雪で飛行機がキャンセルされ、シカゴで急遽ホテルを探したことも良い思い出となった。
滞在中に取組んだ内容とその成果

雪が降り積もったテネシー大学の様子
滞在中は早稲田大学、テネシー大学の共著論文の執筆を行った。定期的に論文の執筆内容に関するミーティングを行い、内容をより洗練することができた。滞在中に論文の初稿を完成させ、Kevin教授からフィードバックを頂いたため、今後は論文の修正を行いつつトップジャーナルへの論文投稿を目指す。
滞在して良かったと思う点・今後に活かせると思う点

ノックスビルのダウンタウン
Kevin教授はトップジャーナルへ多数の論文を投稿しており、日々の打ち合わせでは論文の質を高めるための様々なノウハウを学ぶことができた。特に、一般的な英文校正サービスでは指摘されないような部分についても、より適切な単語や表現を提案頂いた。これらのノウハウは、今後のあらゆる論文執筆において活かすことができると考える。
最後に
研究者としてのキャリアにおいて、今回のテネシー大学訪問は非常に貴重な経験となりました。今回の滞在をサポートして下さった関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。