※「クロスアポイントメント」という名称が使われる場合もあります。
他大学や他研究機関等に所属する研究者が、当該機関で雇用されたまま、早稲田大学でも教員もしくは研究員として雇用され、一定のエフォート管理のもとそれぞれの機関における役割に応じて教育研究活動を行う制度です。JA契約期間中は、両機関で常勤職を有することとなるため、両方の機関が本属となります。早稲田大学では、2023年度時点で、100件以上のJA契約締結実績があります。
※インタビュー動画もご参照ください。
JA契約により過去に早稲田大学へ来訪した研究者が受けたサポートを例に記載しております。契約内容や今後の制度変更等により、受けられるサポートが異なる場合がありますので、ご留意ください。
※日本語教育研究センターの科目提供状況により、ご希望に沿う科目の履修ができない場合があります。
※以下の契約までの流れは、あくまでも一例です。実際の調整過程は、条件の違いによりそれぞれに異なります。
①研究者本人と研究者の受入れを希望する早稲田大学の学部・研究科との間で、JA契約を目指すことについて合意します。
②研究者は、自身の所属機関に早稲田大学のJA契約書(MOU)雛形を送り、JA契約が当該機関のルール上可能か否かを確認します。
③研究者の所属機関と早稲田大学は、MOUの内容調整を進めます。同時に、研究者と早稲田大学は、MOUの内容を適宜共有しながら、業務内容の詳細や報酬等について調整します。
※MOUの調整には数か月かかる場合があります。
④MOUについて、研究者の所属機関と早稲田大学との間で合意が得られたら、MOU締結に向けて早稲田大学において所定の手続きを行います。手続きにあたり、研究者は、早稲田大学からの案内にしたがって、必要書類を準備します。並行して、研究者の所属機関においても、必要な手続きを行います。
⑤両機関において手続きが完了した後、両機関の間でMOUを締結します。
⑥研究者は早稲田大学と労働契約を締結します。