ヒートポンプ技術は、脱炭素を進めるカーボンニュートラルの中でも熱利用、省エネ技術として注目度が増しています。2023年に開催されたCOP28でも、2050年のカーボンニュートラル達成に向け、効率的な排熱利用技術としてヒートポンプを最重要技術と位置付けました。日本も経済産業省が進めるグリーン成長戦略の中でヒートポンプ技術の促進を後押ししています。学術的にもマサチューセッツ工科大学が、世界を変える10大技術としてヒートポンプを選定しました。
齋藤教授は日本のヒートポンプ技術の第一人者として、この度、技術評論社から2030年代にヒートポンプ技術が目指す次世代の姿を明示した「次世代ヒートポンプ技術」を出版しました。
この書籍を通じて、多くの方々にヒートポンプ技術を活用していかに次世代の環境・エネルギー社会を構築するかを理解されることが期待されています。