早稲田大学研究戦略センターでは、日本医科大学・早稲田大学の連携による、第3回 URA 研究戦略マネジメント勉強会を 9 月 13 日(金)に開催し、79 機関 191 名の方にご参加いただきました。
この勉強会は、大学が多様なステークホルダーを巻き込んで社会変革の原動力として成長することを目指し、URA など研究支援者が、自ら戦略的に仕掛けるマインドを磨くための勉強会です。各方面から次代のリーダー講師をお呼びして、一緒に議論を深めることで、いま自分に何が足りないのかを確認する機会にしてもらうことを目的に据えました。
第 3 回目は、イノベーションを生む産学官連携をテーマに、株式会社日立製作所 研究開発グループ デジタルサービス研究統括本部企画室の手嶋達也様をお呼びし、現地(早稲田大学 121 号館コマツホール)とオンラインのハイブリッド形式で開催しました。
講演に先立ち、本学の若尾真治理事(研究推進担当)より開会挨拶を行いました。
続いて、本学研究戦略センター丸山浩平教授より、趣旨説明を行いました。
講演では、手嶋達也様より「イノベーションを生む産学連携を目指す民間企業の試み」について、オープンイノベーションと産学連携の取り組みをめぐるお話、また大学における産学連携の論点を投げかけるなど刺激的なご講演をいただきました。
続いて、事前アンケートでの参加者の関心にもとづいて、産学連携における今後の大学のあり方や、研究戦略立案やマネジメントを行うためのスキルについて等を議題に、パネルディスカッションがおこなわれました(パネラーは左から、勉強会世話人で学校法人日本医科大学研究統括センター副センター長の松山琴音特任教授、丸山浩平教授、手嶋達也様)。
質疑応答では、パネラーと聴講者との間で活発なやりとりがなされました。
最後に日本医科大学の弦間学長(兼 学校法人日本医科大学 研究統括センター センター長)より閉会のご挨拶をいただきました。
本センターは、日本医科大学との連携により、今後も全国の研究機関に所属するURA や技術職員、事務職員などの研究支援者を対象として、今回のような各方面のリーダー講師をお呼びした勉強会を開催する予定です。
参考:https://www.waseda.jp/inst/research/news/77988