本学では、限られた学内資源を有効活用するために、各箇所において設備・機器の共用利用を推進しています。各箇所では技術職員や専門スタッフが管理・運用をしており、学内者を中心に利用を開放しております。一部の設備・機器は学外の研究者にも開放しておりますので、詳細は以下のリンク先よりご確認ください。
なお、本学は2020年度に文部科学省の先端研究基盤共用促進事業(コアファシリティ構築支援プログラム)に採択されました。当事業により、共用設備・機器におけるグランドデザインを制定するとともに、機関全体の研究力を強化すべく、共用設備・機器を戦略的に整備して学内外に広く公開した運用を推進していきます。
<文部科学省・先端研究基盤共用促進事業(コアファシリティ構築支援プログラム)>
https://www.mext.go.jp/content/20200729-mxt_kibanken01-000008419_6.pdf
<早稲田大学 コアファシリティ設備・機器グランドデザイン>
https://waseda.box.com/s/rodmvi4r6q5k6kv04qu9zapxwe22kzm1
様々な研究分野に対応した共用設備・機器が設置されています。これらの共用設備・機器は主に技術職員により管理・運用されており、機器利用に加え、技術相談も受け付けています。
<主な研究分野>
● 物性計測関連
分子構造解析、結晶構造解析、表面・形態構造解析、元素・熱分析などに関する設備・機器
● 材料・工作関連
構造材料、機能性材料、材料物性等の設計評価に関する設備・機器、研究用装置の製作に必要な部品加工に関する設備・機器
● 生命科学関連
分子生物学的解析、細胞解析、組織形態解析などに関する設備・機器
● 環境分析関連
化合物、元素、イオンなどの定性・定量に関する設備・機器
https://www.waseda.jp/inst/nanolife/support/
ナノテクノロジー研究センターは、クラス100を含む複数のクリーンルームおよび化学・生物系実験室等で構成されており、最先端のナノ加工装置、計測装置、評価装置等を利用することができます。これら設備は、文部科学省の「マテリアル先端リサーチインフラ(ARIM)」の1拠点として広く学内外の研究者・技術者に開放されており、専門スタッフの下、機器利用や技術相談、技術代行、共同研究を実施することができます。また、初心者・中級者の方を対象とした、装置に関する講習会等も随時開催しています。
早稲田大学では、他大学との協定に基づき「研究施設・設備の相互利用」を推進するため、協定締結校の共用研究設備サイトのリンクを以下のとおり掲載しています。
大学 | 協定 | 協定締結校における共用研究設備 |
東京大学 | 連携・協力の推進に関する基本協定(2020年3月3日) | https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/research/systems-data/kenkyu-setsubi.html |
東京農工大学 | 大学間交流に関する包括協定(2008年6月24日) | https://www.tuat-setsubi.org/ |