このたび、早稲田大学人間科学研究科人間科学専攻博士後期課程3年の前田駿太さんが、独立行政法人日本学術振興会の「第8回(平成29年度)日本学術振興会 育志賞」の受賞者として決定しました。
平成29年度は、大学の長または学術団体(学会)の長から推薦された152名の大学院博士課程学生の中から18名の受賞者が決定し、その内、本学から前田さんがこの栄誉ある賞の受賞者として選ばれました。今回の受賞は、本学では2回目となります。
なお、授賞式は平成30年3月6日(火)に日本学士院(東京都台東区上野公園7-32)において行われる予定です。
受賞者について
- 受賞者氏名:前田 駿太(まえだ しゅんた)
- 所属機関:早稲田大学人間科学研究科人間科学専攻 博士後期課程3年
- 指導教員:嶋田 洋徳(しまだ ひろのり)人間科学学術院教授
- 推薦機関:早稲田大学
- 博士課程の研究テーマ:「社交不安におけるコルチゾール反応の回復に認知的情報処理過程が及ぼす影響」
日本学術振興会 育志賞について
日本学術振興会 育志賞は、天皇陛下の御即位20年に当たり、社会的に厳しい経済環境の中で、勉学や研究に励んでいる若手研究者を支援・奨励するための事業の資として、平成21年に陛下から御下賜金を賜り、このような陛下のお気持ちを受けて、将来、我が国の学術研究の発展に寄与することが期待される優秀な大学院博士後期課程学生を顕彰することで、その勉学及び研究意欲を高め、若手研究者の養成を図ることを目的に平成22年度に創設したものです。対象者は、人文学、社会科学及び自然科学の全分野において、大学院における学業成績が優秀であり、豊かな人間性を備え、意欲的かつ主体的に勉学及び研究活動に取り組んでいる大学院生としています。受賞者には、賞状、賞牌及び副賞として学業奨励金110万円を授与します。(日本学術振興会Webページより)